赤城山南麓の広大な斜面台地にある周長500m、1ヘクタール級の溜め池。
農地が広がる緩斜面を利用し「コ」の字形の堤を築いて池にしたもので、タイプとしては谷池ともちがうし、皿池ともちがう。野池という言葉は皿池と同義の言葉とされているが、ここはまさに野池という言葉がぴったりあてはまるように思う。
左岸側に屋敷林のオーバーハング、インレット側にはヨシ群落もあり、里池らしい水辺環境も併せもっている。
堤のフロント側はコンクリート垂直護岸で、中央に階段とコンクリート構造物が。この下に樋門があるんでしょうか。操作ハンドルは見あたりません。
左岸側の洪水吐はちょっと変わった位置にありますね。水中に没しているスロープも何のためにあるのか気になります。