水間観音(水間寺)と三ツ池にはさまれた小高い丘の上に、呑波池を戴いた水間公園がある。
呑波池は少なくとも江戸時代には水間村を潤す溜め池として利用されていたようだ。公園下の三ツ池に流下して水源となっているはずだが、両池の水質の違いは大きく、呑波池の方は泥のような色をしていた。
現在は水間公園の景観要素となっており赤い高欄の遊歩橋がワンポイントになっている。
やたらと亀が多い。柵から下の水面をのぞきこむと、一斉に数尾の亀が沖に逃げだしたが、一尾だけいつまでもあたふたしている。よく見ると釣り糸に足がからまったが、水面まで距離があってどうにもしてやれない。釣り禁止看板のすぐ下あたりだけに、むなしい。
三ッ池の方に下りていく遊歩道入口の門兵のように、ぶちの猫が。片耳の先が欠けている。不妊手術済の証として耳の先端をV字形にカットするという話を聞いたことがあるが、それにしては、ちょっと大きすぎか。
駐車場、トイレあり。
マークした場所は水間公園の駐車場。