水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

山田川の堤(仮称)(新潟県佐渡)

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特徴的な看板。釣り禁止ではなく「ステルナ」。佐渡では釣り禁止看板は少ない。

佐渡島は護岸に黒いラバーの幕が使われている池をよく見かける。岸全周にわたるものや、この池のように堰体部の前面だけに施されたものもある。
遠くからみるとアスファルトフェイシングに見えたが、実際に触ってみると弾力のあるゴムだった。手で押すとふみふみという感じ。ラバーフェイシングとでもいおうか。
立っていた看板が特徴的。立入禁止や釣り禁止ではなく、ゴミを捨てるなというもの。すぐ近くの佐和田ダムではそこかしこにブラックバスの魚影があったので、この池もかなり期待できる。
しかも佐渡では希少なマディーポンド。クリアーポンドも多くはないがマディーも少ない。ほとんどがステイン。
マディー好きとしてはテンションが上がるところだが、この日、日本は全国記録更新の気温41度をたたき出した日で、朝7時にもかかわらず、体調不良もあって直射日光下だと立っているだけでフラフラ。
水面までコンクリート階段がついているが、転落でもしたらラバーの岸はすべって上がれなくなっても怖いので、竿は出さなかった。
佐和田ダムから1.5車線の舗装林道でアクセス。ただしクルマだと駐車スペースがない。

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Googleマップには池として記載されていない。航空写真に切り替えると池を確認できます。