池を消失させたトヨタの力?
現地に行ってみると、二つの池を含む広大な敷地が白い柵に囲まれていた。敷地の中は特に何かを建設しているようすでもないのに、その規模といい、まるで何かとんでもない古代怪獣が発見されて、国民がパニックにならないよう国が秘密裏にものごとを進めているんじゃないかなどと妄想が広がってしまった。敷地に何かヒントがないかと探していると、やっと管理者の看板が。
株式会社サンスタッフという刈谷市に拠点を置くトヨタグループの緑地事業部。ここのホームページを見ると、確かに東浦町で「草刈工」なるものを行なったとの写真もある。
しかし航空写真では敷地内の二つ池が消失している。
草刈工なら、敷地を完全に閉鎖する必要もないし、ましてや池を埋め立ててしまう必要もないだろう。
緑化といいつつ、何かの処理工場でも造る計画が粛々と進行しているのだろうか。と、また妄想が膨らむのであった。
同会社は公園管理なども手がけているので、その方向性がまっとうなところだろう。それとも世界のトヨタだけに、壮大な何かが待っているのか。
Googleマップでは池として水色に記載されているが(2017年3月時点)、航空写真に切り替えると池が消失しているのが分かる。