平野沢池。ひらのさわいけ。中池。
野鳥観察を中心に親水ゾーンが整備された溜め池群。
南北に長い亀岡市街地の北縁にあたる里山との境に位置し、外周1kmクラスの大きなため池三つ(上池・中池・下池)とハス池の計四つの池を総称し「平の沢池」と呼ぶ。地名が「平野沢」であることから「平野沢池」という綴りもあるが、「平の沢池」の方が一般的のようだ。
この池は全国的にも数少ないオニバスの自生地であるとともに、一帯の水路は国の天然記念物となっている希少なアユモドキの生息地となっている。
なかでも中池には多くの野鳥が集まることから、観察にうってつけの水上デッキのほか、駐車場、トイレも整備され、池端の道路は「水鳥の道」と名付けられている。
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夏にはハスが池面を覆い、秋には上池から水が抜かれていく。
夏はハスに覆われ緑一面だった平の沢池も、秋の収穫期が終わると上池から下池へと水が抜かれていく。浅くなった池には逃げ場を探す魚を狙って多くの野鳥が集まってくる。
厳寒期に飛来してくるカモは、最大で12種にもなるという。
中池と下池を隔てる堤。
駐車場と案内板。
マークした場所は駐車場(トイレあり)