水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

節崎池(愛媛県愛南)

ふっさきいけ。登尾池。
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愛媛県南部の山と海にはさまれた町が愛南町。この町を守護するように南の町はずれに鎮座しているのが、節崎(ふっさき)にある登尾池である。字名から節崎池(ふっさきいけ)とも呼ばれるこの池の背後の丘陵の向こう側は、陸が断ち切られたように日土湾に落ち込んでいる。池奥から海までの距離は600mにも満たない。これだけ水源域が狭い地形にもかかわらず、大きな池に水を満々とたたえている。
野鳥が多い。魚のライズもあったが鯉だろうか。
2009年に工事で水抜き。全体的に魚の気配が薄い。
町には愛媛県最南端の酒蔵があり「南郡」ブランドの地酒を醸す。
海を間近に背負いつつ湛水面積が広いという点で似た事例としては、新潟県村上のすずきヶ池と道玄人池がある。

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池は地図の中心。マークした場所は道の駅。