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水辺遍路

実踏・日本の湖沼 5,800湖

八幡沼(岩手県八幡平)

はちまんぬま。
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八幡平山頂湖沼群の筆頭格は、国内唯一のアスピーテ型の火口湖。

八幡平の「八幡」とは、東北各地で伝説の残る八幡太郎(源義家)と何らかの関係があるかもしれないし、みちのく遠征でここを訪れた征夷大将軍・坂上田村麻呂がその絶景に感激して八幡大菩薩に感謝したのが由来という説もある。
いずれにしてもその由緒ある名を冠した八幡沼は、頂上湖沼群でももっとも存在感を放っている。
殺伐とした火口湖のガマ沼の下に広がる対照的なのびやかさは、八幡平のハイライトといって間違いない。
岸を彩る高層湿原にトドマツの異形がアクセントとなり、湖畔の高台にはトイレと避難小屋を兼ねた凌雲荘の建物も見える。このゆるやかな雰囲気から火山性の堰き止め湖かと思ったが、なんとれっきとした火口湖で、しかも日本では唯一のアスピーテ火山型の火口湖とか。アスピーテ火山はなんぞやというと、さらさら〜っとした溶岩がだらだら〜っと流れる噴火で、火山が盾を伏せたような形状になるタイプ。なるほど八幡平のなだらかな山容に納得がいく。
湖周は遊歩道があり、小さな池塘群をのせた湿原を抜けて湖尻まで進んでいくと、みくり沼などいくつかの水辺と出会える。一周40分ほど。
展望台あり。

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駐車場から八幡沼までの遊歩道は階段および舗装路なのでスニーカーでも大丈夫。
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岸辺の高層湿原に小さな池塘群が見える。
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味わいのあるアオモリトドマツ。
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右はガマ沼、左が八幡沼。
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コースの案内板。
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八幡平の頂上については、ガマ沼の項に記載。
bunbun.hatenablog.com


八幡平水辺マップ。水辺遍路謹製。
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マークした場所は無料駐車場。(峠の駐車場は有料)