かりやたがわだむ。
心ゆくまで鐘を思いっきり撞けるダム。
台地を掘り込んだような湖岸が特徴的なダム湖。
治水、利水、発電を担った多目的ダムであるが、台風が近づいていたためか、水位をかなり下げていた。
堰体横の広場になぜか梵鐘(ぼんしょう)がぽつんと建っており、自由に鐘を撞くことができる。鐘撞きといえば、どうも周りの目を気にして、なかなか全力で撞木(しゅもく)を振り切ることができなかったものだが、ここは何もないダム湖、なりふりかまわず渾身の力を込めて撞いた重厚な鐘音がダムを満たしていくのは、なんという爽快さであろうか。
駐車場、ダムカードあり。
2.5km南に「かねたたき池」という名前の池があるが、そちらでは鐘は撞けない。
堰体。
ダム湖。
駐車場と案内板。
マークした場所に駐車場。