出雲大社。
旧暦の10月は「神無月(かんなづき)」と呼ばれてきた。この月には全国津々浦々の神々が出雲大社に一堂に会するため、日本中の神様が不在になるので「神」の「無」い月とされてきた。
もっともこの話は後世に作られた俗説ではないかということだが、都から遠く離れたこの地に年に一度、神々が集まるという話には想像力をかきたてられる。何か荘厳な空気が土地に宿っているような感じがするのは気のせいではないだろう。
出雲大社には二つの池がある。本殿に近い「鏡の池」、そして正面エントランスにあたる瀬溜の大鳥居をくぐった先にある「浄の池」。
浄の池は名前ほどに「浄」な感じはしない。どちらかというと汚れた感じがする。しかしそれは、全国の神々が人間界で負わされた汚れを洗い流したものが積もっていったのかもしれない、なんていうのは、ただの妄想です。
善き哉〜。
(千と千尋の神隠し)
出雲大社の南600mほどのところには、道の駅あり。
参道。
大社の中。
マークした場所は道の駅。