水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

百々池(滋賀県甲南)

ももいけ。
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地名も含めると「百々池」という名は、東海近畿圏にいくつか見られ、「どどいけ」「ももいけ」などと読み、この池の場合は後者のようです。
名前も魅力ありますが、甲南の百々池は景観もみごと。のびやかで豊かな水辺は、うららかな陽射しと新緑がよく似合います。
水もほどよく濁りが入っていて豊潤さを感じます。透きとおるような水は栄養が貧しく、コバルトブルーやエメラルドグリーンの水は温泉成分などの毒素を含んでいることもあり、見た目の美しさと豊かさは必ずしも一致しない。
かつてはローカルメジャーのバスポンドで、堰体上の駐車スペースからボートをくり出したくなるところですが、残念ながら立入禁止看板が立っていました。
池にアプローチするには、二車線路から舗装農道に入り、さらに堰体へとつづく砂利の枝道を進むことになります。

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