池を取り囲む「石の野外ミュージアム」と美術館。
とてもアートな池です。名前からしてありがたい感じがしますが、これは昔、このあたりで土砂災害があった際、昭和天皇からお見舞いを賜ったというところから来たそうで、現在は堰体下に立派な駐車場を備え、池畔に美術館がたつアートな池になっています。
この恩賜池、スペック的には堤高20m弱あり『ダム便覧』にも掲載されているれっきとしたダム湖なのですが、池をめぐる遊歩道には全国の名だたる灯籠43種を地元の石工たちが腕によりをかけて再現した「石の野外ミュージアム」や水上デッキもあり、時折立ち止まりつつ一周するだけで全国灯籠めぐりができてしまう、まさにありがたい水辺なのでした。
堰体下の駐車場。
マークした場所は駐車場。