水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

西部田堰(仮称)(千葉県大多喜)

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現地にあった由来碑によると、この池の250m北に昭和7年、地域の先祖が人力でため池を築いたという。これは今の大多喜町B&G海洋センターがあるあたりでしょうか。
昭和55年に大多喜町総合運動公園造成に伴って埋め立てられることになったため、地元の嘆願により現在の場所に新しく池を築堤したそうです。しかし由来碑にはなぜか池名が記されていません。「この貯水池の使用権は永久に西部田下の原耕地組合のものである事を後世に伝えたく」との記述が見られるので、「西部田」というのが池のある場所を示すものと考えてよさそうです。ですので当ページではこの池に対して「西部田堰」という仮称をあてさせてもらうことにしました。
池は大多喜県民の森にあり、フェンスで囲まれ、立ち入ることはできません。由来碑もフェンス内にあり、網越しに撮影しました。
大多喜県民の森には駐車場、トイレ、広場、フィールドアスレチック、キャンプ場、野鳥観察舎などがあります。

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マークした場所が駐車場。(夜間閉鎖)