水辺遍路

実踏・日本の湖沼 6,000湖

杣ヶ池(小三郎池)(岐阜県高山)

そまがいけ。日和田高原。
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恋する男の弁当箱にもぐりこむほどの恋着とは。

御嶽山麓の日和田高原は、陸上競技施設や民宿が多く、陸上トレーニングのメッカ。池ノ原クロスカントリーコースを道路側から100mほど進んだところに杣ヶ池がたたずむ。
戦前は深い森に覆われ訪う人もなかったこの池には目の下三尺、つまり全長1mを越える大鯉がたくさん泳いでいたとか。今もそんな魚がいてもおかしくないような、ぴんと張りつめた空気があった。目の前で泳いでいるのは黒い小さな魚ばかり。鯉とはちょっと違う気もするし、ブラックバスでもなさそう。まさか岩魚?

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それにしても岩魚といえば、昔、ちんまという名の美しい娘が岩魚に変身して恋する男、樵の小三郎の弁当箱にもぐりこんだ。そんなことをすれば結果は見えそうな気もするし、さらっと岩魚に変身してしまう、ちんま嬢の素性も気になるところながら伝説はそのあたりはさらりと流す。当の男の方は弁当箱に入っていた岩魚を食べた。そりゃ食べるだろう。すると喉が渇き、水を飲みつづけているうちに白龍に姿を変え、大山鳴動、地が割れ池になったという。
「杣(そま)」とは樵のこと。杣ヶ池の他に小三郎池という別名もある。

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有名選手も多いのだろう。「撮影・サインの要求はご遠慮ください」の看板。
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池ノ原クロスカントリーコース
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杣ヶ池の池畔にある社。
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コース入口にある別の池。
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案内板
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ちんまヶ池との位置関係。
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