よしだの谷内自然公園。
自然公園という名がついているものの、駐車場などの設備はいっさいなく、田んぼを囲む雑木林と谷戸で構成される里山がシンプルなかたちで保全されている。
「谷内」というのは関東でいうところの「谷戸」を小スケールにした感じである。谷戸はため池を頂点に雑木林にはさまれた田畑が扇形にすそを広げていく形状のことで、里山の代表的な景観といえる。
一帯には、おんやの谷内、こんやの谷内など四つの谷戸がところ狭しと並び、よしだの谷内はその中核として案内板と遊歩木道が整備されている。
早春にミツガシワ、初夏にカキツバタが目を楽しませてくれる。
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周辺は田んぼ。熊注意の看板あり。
案内板
周辺の水辺マップ。Googleマップに掲載されていない池も現地調査と虚空写真をもとに描いた。マップ作成後に気づいたのは、3つ並ぶ谷内のうち、いちばん上は「おんやの谷内」、真ん中か下のいずれかが「こんやの谷内」のようである。いずれも田の奥にあり、現在のところ、あぜ道を進むしかない。熊注意看板あり。
よしだの谷内はGoogleマップに出ていません。航空写真に切り替えると確認できます。