温泉やお店の充実した関東屈指の紅葉名所
紅葉の季節は大渋滞する国道400号沿い。上流側には湯の駅と称し食事もできる日帰り温泉「みかえり温泉杉花の湯」がある。
ダムの下流1.5kmほど下ると道の駅やファミリーレストラン、コンビニがある。
ダム湖はレジャースポットとして開放されており、ボートやカヤックができるがエンジン自粛や航行時間規制エリアなどのルールがある。
ダムから上流の箒川は釣り人に人気。遊漁料必要。
かつて日本一長かった無補剛吊り橋
ダム湖を横切る「もみじ谷大吊橋」は、2006年に九重「夢」大吊橋に抜かれるまで「無補剛」という吊り橋の元祖ともいえる構造の遊歩橋として日本一の長さと無補剛がもたらすスリルで多くの観光客を集めた。また本州の吊り橋としては静岡県の三島スカイウォーク、茨城県の竜神大吊橋に次ぐ長さである。
橋を渡るのは有料でたもとに駐車場、売店があり「森林の駅」と称されている。
ダム放流量の計算値の誤差について報道
栃木県の県営多目的ダム。型式は重力式コンクリート。
2020年8月19日の朝日新聞朝刊一面に「ダムに過放流の可能性「流入量の計算にタイムラグ」」の見出しのトップ記事。
塩原ダムの職員のインタビューが掲載されていた。
台風19号の際に、塩原ダムで放流操作を担当した職員も「雨がやんだ後、放流量は(計算上の流入量より)少ないのに、水位がどんどん下がっていた。(コンピューターは)流入量が下がる方向で計算しているが、減るスピードに追いついていなかった」と話す。
15年9月の関東・東北豪雨でも緊急放流を経験した塩原ダムでは、当時も計算上の流入量が放流量を上回りながら、本来はあり得ない水位の低下が起きたという。このため、台風19号では放流量を抑えたという。
この職員は「下流の安全を考え、少しでもためようと放流量を抑えた。長くやっている自分はわかっているが、経験の浅い人だとコンピューターの数字を信じてしまうのでは」と話す。
(朝日新聞)
駐車場と案内板
周辺図
Google マップ
マークした場所は道の駅。