水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

えばら湖(愛媛県松山)

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ひらがなで、えばら湖と記述するのが一般化しているようだが、もともとこの地は平安期の資料にも出てくる「荏原」という郷名。南北朝期には会原城という記述で合戦の舞台にもなっている。
全周護岸の典型的な皿池で、フェンス等はなく開放的でおかっぱりもしやすい。北側の護岸でへらぶな釣り師が竿を出していた。五、六年前、松山でへらぶな釣りをしていたときに、地元のおじさんが「とべ動物園の近くに、へらぶなが100パーセント釣れる池がある」とおしえてくれた。以来、ずっと探しつづけているが、釣れるのはクサガメばかりで、へらぶな釣り師の姿も見かけない。この池こそ、当該の池なのだろうか。いつか竿を出してみたい。
荏原城趾、四十七番札所八坂寺が近い。
アクセス路も二車線で良好。

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