えびないけ。
旧東海道の難所・小夜の中山の付近にある野池。
万葉の時代から旅人を泣かせた寂寥感も、いまや歴史散策が楽しい道である。
1kmほど離れてたところにある小夜の中山公園には、遠州七不思議の夜泣き石がある。お茶屋と駐車場あり。
この池、じつは二回探訪してまだ姿を見ることができていない。
一回目は南側からアクセス。池の流れ出し下流に海老名の滝があり、水源は海老名池のようだったので、この方面から池に入れないかと考えたわけである。
海老名の滝
滝側のアクセス路はクルマ一台分の幅で狭い。また瀧から池に抜けることができなかった。海老名瀧の駐車スペース1台。
二回目は北側の道からのアプローチを試みる。この道は旧東海道の名所、小夜の中山(さよのなかやま)。この難所には遠州七不思議のひとつである夜泣き石があり、どこか不思議な空気が漂っている。
残念ながら、またもやアプローチ失敗。茶畑の道が複雑でどれを行けばいいか分からない。
せめてルートの解明にと、空撮を敢行すると、やっとその姿を拝むことができた。
高圧線を目印に徒歩で進めば行けそうである。
写真で見るかぎり、堰堤はきちんと管理されているようである。茶畑を縫うルートも見える。写真の奥は南側。
ブラックバスが釣れる池らしいが、このぐらいアプローチが難しければ、いい釣りができるかもしれないと期待がふくらむ。
マークした場所は海老名の滝