水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

倶多楽湖(北海道白老)

くったらこ。

日本一、まんまるの湖

湖周長8km、湖面標高258m、水深148mのカルデラ湖(火口湖説もあり)であるが、倶多楽湖の特徴といえばなんといってもその肢節量。
これは湖沼や池がどのぐらい丸いか入り組んでいるのかを示す指標で、1.0に近づくほど真円に近くなる。
真円を感じるには、登別クマ牧場のヒグマ博物館の屋上が倶多楽湖を俯瞰できる展望台になっている。
北海道の湖沼では、さまざまなトラウトが釣り人を楽しませてくれるが、支笏洞爺国立公園の特別区域に指定され、透明度は摩周湖に次いで2位の倶多楽湖は、青森県十和田湖産のヒメマスが自然繁殖し、「チップ」という名称でこの湖特有の釣りのターゲットとなっている。
倶多楽湖は流入河川のない閉鎖環境にあるカルデラ湖なので、ヒメマスの純度は高そうである。湖には観光道路でアクセスできるが、道路が通じているのは西岸のみ。湖周の3分の1ほどで、駐車場とレイクハウスのある一カ所をのぞいて湖岸には降りられない。また、釣りも許可されているのはボート釣りのみで、レイクハウスの貸しボートを利用することが条件。期間も夏期のみで、年によっては禁漁が解かれないこともある。
入魚料1,500円、貸しボート2,000円。





 

施設・設備

外輪山の外に登別温泉が隣接

のぼりべつ熊牧場

登別温泉街から倶多楽湖の外輪山の主峰にはゴンドラリフトで熊牧場へと通じている。熊牧場のレストハウス屋上は倶多楽湖の展望台にもなっている。


観光道路と展望所

倶多楽湖を見渡せる展望台は、湖の北西側の観光道路沿いにある。

湖畔駐車場

案内板



 

マップ

池さんぽマップ

Googleマップ