ばくだいぬま。
誰にでも好かれる池だろう。6年ぶりの再訪となったが、昔と変わらぬたおやかな表情で迎えてくれた。
初めて訪れたときは、その釣り天国ぶりに目をみはった。へらぶな釣りの常連が堰堤側に並び、少し離れたところにはフローターのバサーが浮いている。6年たった今も、フローターのバサーが釣りを楽しんでいる姿があった。釣りができる野池が減少するなかで、昔の茨城らしい大らかな釣り環境を変わらず維持している点では貴重な野池。ただ、へらぶな釣り師の姿はなく、もじりや泡づけといった魚の気配もなかったのが少し気になった。
コンクリート護岸は釣りのしやすい形状で、かつてはパレットや波除け竿まであったが、それらは再訪時にはほぼ撤去されていた。へらぶなの他、良型のマブナもいる。鯉もよく針がかりするので置き竿は禁物とか。
池の南西側に駐車スペースがある。
マークした場所が駐車スペース