水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

莫大沼(茨城県桜川)

ばくだいぬま。
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誰にでも好かれる池だろう。6年ぶりの再訪となったが、昔と変わらぬたおやかな表情で迎えてくれた。
初めて訪れたときは、その釣り天国ぶりに目をみはった。へらぶな釣りの常連が堰堤側に並び、少し離れたところにはフローターのバサーが浮いている。6年たった今も、フローターのバサーが釣りを楽しんでいる姿があった。釣りができる野池が減少するなかで、昔の茨城らしい大らかな釣り環境を変わらず維持している点では貴重な野池。ただ、へらぶな釣り師の姿はなく、もじりや泡づけといった魚の気配もなかったのが少し気になった。
コンクリート護岸は釣りのしやすい形状で、かつてはパレットや波除け竿まであったが、それらは再訪時にはほぼ撤去されていた。へらぶなの他、良型のマブナもいる。鯉もよく針がかりするので置き竿は禁物とか。
池の南西側に駐車スペースがある。

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水面で溺れるトンボ。しかしいつまでたっても捕食魚は現れなかった。
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取水設備と釣り向きの護岸。(2019年)下の2013年の写真と比べると、釣り座となる護岸部分は荒れている
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2013年の莫大沼


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二段になった池の間はクルマも通行できる道路


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下の池


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駐車スペースと中継ポンプの操作盤


マークした場所が駐車スペース