水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

樽田の池(新潟県津南)


二度目の再訪で池に到達。しかし釣り場はどこ?

2013年11月に初めて訪れたときは、駐車場から池まで歩かねばならない様子だったので駐車場と案内板の写真だけで移動した。あとで写真をよく見てみると、案内板に「釣り場」という文字を見つけた。なんとこんな山奥にひっそりと釣り場があるのか。楽園のような姿を勝手に想像し、池まで歩かなかったことを激しく悔いた。
二年後、再び険しい山道を走り再訪。雨も降っていたがカッパを着込み、釣り具を背負い、熊よけの鈴もりんりんと木道へと分け入った。灌木のトンネルを抜け、数十メートル歩くと池が見えた。もっと歩くのかと思っていたので拍子抜け。それにしても草が生い茂り、釣り場どころか水ぎわに出るのに藪漕ぎしなければならない。雨で濡れていて危ないので釣りは見送った。しかし誰がどうしてここを釣り場としたのだろう。そして何が釣れるのか。池の姿を拝むことはできたものの、謎はいよいよ深まった。
駐車場あり。トイレは2015年10月現在、閉鎖されていた。
近くの棚田の景観は絶佳なので、ついでに立ち寄ってほしい。棚田のビューポイントにも駐車場がある。


池に至る遊歩道


近くの棚田(上は2015年10月、下は2013年11月撮影)


※マークした場所が駐車場