ごふくじさぼうだむ。
牛伏川の水をたたえた美しい砂防ダムである。修験道の山寺として名高い牛伏寺のかたわらにある。
川の名前は「うしぶせ」と読むが、寺の名前は同じ字でも「ごふく」と読む。
堰体および湖面に降りる階段があるものの、フェンスで施錠されていて立ち入りはできない。
上流にはキャンプ場と、19段もの落水が連なるフランス式流路工の見学施設がある。
石造りの小さな落水が19段もつらなる牛伏川本流水路(牛伏川階段工)は、明治時代にフランスのバス・ザルプ地方を手本に国家事業として着工された近代土木遺産で、現在は登録有形文化財、重要文化財に指定されている。
キャンプ場、駐車場、トイレ、水遊び場も隣接しており、一帯はコナラ、ミズナラの落葉樹林で紅葉が美しい。
※マークした場所は堰堤わきの駐車場