水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

紫水の池(静岡県函南)

しすいのいけ。
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原生林の中の小さな池。

江戸時代から水源の森として大切に守られてきた函南(かんなみ)原生林。
原生林の森公園として1周1時間の散策コースやトイレ、駐車場が整備されており、池はその拠点となっている。池の周囲には遊歩道、あずまや、ベンチがあり、原生林の中の静かな時間を過ごせる。
魚は放流された鱒と鯉の他、ウグイを確認。ただし釣りは禁止。
水辺の植物としてはヒメシャラ、ザゼンソウ、カタクリなど。
駐車場、トイレ完備で、アクセスも箱根側からであれば道幅もあり良好。函南側からは渓流沿いの細い山道になる。

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ザゼンソウ群落は消失?

初めて訪れた2013年の夏、この池にあった案内板でザゼンソウなるものの存在を知り、いつか見てみたいと思っていた。
2~3月が開花期ということで2017年初春に3年半ぶりに訪れてみたものの、カタクリに関する案内板は見つかったがザゼンソウに関するものは見あたらなかった。小さな流れ込みにそれらしき群落はあったが、ザゼンソウではなくミズバショウのようだ。なかなかザゼンソウに会えないが、箱根の湿生花園の方にも群落があるようだ。

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夏の紫水の池。(2013年7月撮影)
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堰堤。
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流れ込み。
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確認できた魚。
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駐車場とトイレ。
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案内板
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マークした場所が駐車場。


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