水辺遍路

実踏・日本の湖沼 5,850湖

東の池(神奈川県大磯)

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覆い尽くすほどの蓮が消失。

四年ぶりに訪れて驚いた。池を覆い尽くすほどだった蓮の姿がどこにもない。冬場は立ち枯れ色あせた果托が風に吹かれる光景がふつうだが、蓮そのものの痕跡がどこにも見あたらぬ。

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調べてみると2016年に蓮が完全消失してしまったという地元紙のニュースがあった。原因は不明だという。
もともとは江戸初期に造られた皿池タイプの農業用のため池で、弁財天が祀られている中の島には、池には不釣り合いなぐらい立派な石橋がかかっている。生活上、重視されてきた存在だったのだろう。

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現在も地元水利組合が管理し、現役として農業用水を供給しているというが、全体的に底が見えるほどに浅いので、溜められる水の量は多くはなさそうだ。
皿池タイプではあるが、堤らしきものはうかがえずフラット。護岸はほぼ完全にコンクリートの垂直護岸。県道と新幹線にはさまれ、バス停もある。
五分に一度ほど、かたわらを東海道新幹線が空気を切り裂くように走り抜けて行く。
駐車スペースはあるが、水利組合の掲げた看板によると、関係者以外は駐車禁止。釣りの禁止も明示されている。

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蓮に覆い尽くされていたころの東の池(2013年6月撮影)


案内板。
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