水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

中野沼(群馬県邑楽)

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もともと広大な沼地だったが農業用水源として東沼と西沼の二池からなる中野沼を残して干拓を行い、中野沼土地改良区によって維持管理されてきたが、昭和47年に池沼の売却とともに解散。そんな経緯が解散記念碑に記されていた。
中野沼第二土地改良区として復活したあとは、中野沼の底をさらった泥土よって荒廃した農地を再生さたという。
現在の東沼の方は電動ゲートの取水門を備え、水生植物を植栽することで水質浄化の試みも継続されている。また、中野沼公園として親水機能もあわせ持ち、水生植物観察用の水上デッキが二本設けられている。
かつては、へらぶなやブラックバスの釣り場として固定釣り台なども設置されていたが、2019年ごろまでにはすべて撤去。
2020年に新しいマナーアップ看板が町によって複数設置され、工作物の設置やゴルフ・ラジコン・花火禁止など六項目が挙げられているが、釣りに関しては特に触れられていない。バサー、へらぶな釣り師で釣り堀かと思わせるほどの人気ぶりだった。
駐車場はインレット側、吐き出し側に二ヶ所。

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2020年に追加設置されたマナー看板(2020年撮影)
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2013年初夏の中野沼。
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多々良沼のインレット側のガバ沼、その向こうに中野沼(東沼、西沼)が見える。


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中野沼東沼の流入口(インレット)。連絡水路を経て中野沼西沼に通ずる。


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インレット側から見た中野沼。奥の堤の向こうにはガバ沼、多々良沼が控えている。
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2013年に見られた釣り案内。


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水生植物観察用とされる水上デッキ。


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多々良沼側への流出路。


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中野沼西沼との連絡水路。川べりには記念碑も立っている。
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インレット側の駐車スペース。


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吐き出し側の駐車場。トイレあり。向こうに見えるのが中野沼。


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取水ゲートと操作盤がおさめられたボックスがありました。このゲートは電動なんですね。


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マークした場所は駐車場。