深田調整池。
明治の安積疎水を効率化した昭和の国営事業。
荒涼とした安積原野を一大穀倉地帯に変えたのが、山向こうの猪苗代湖から120kmを経て水を引くことに成功した安積疎水である。明治時代に完成した安積疎水だったが耕地面積の増加により水が不足するようになった。用水の計画的、かつ安定的な供給のために昭和40年代、国営事業として建設されたのが深田ダムである。
郡山のバスレイクとして名をはせたが、現在は立入禁止になっている。
散策の際は熊に注意。
鉄骨が味のある取水塔。
アーチダムとして全国3位の高さをもつ堰体から郡山市街地を見おろす。真向かいに宝の草池がある。
冬の深田調整池。
2013年撮影