水辺遍路

実踏・日本の湖沼 6,200湖

2号貯水池(神奈川県箱根)

温泉街に供給する温泉水を貯める貯水池で、現在は駐車場になって姿が消えた3号貯水池より少し下ったところにある。 完全なコンクリート護岸で、池底ぜんたいがコンクリートで覆われている可能性もある。比較的最近になって改修工事が行われたようだ。 なん…

3号貯水池(神奈川県箱根)

3号貯水池の上に造られた駐車場(2017年11月)世の中には温泉水を貯めるためのため池なるものもあると知って驚いた。 箱根ほどの巨大観光地となると、温泉街に安定的に温泉水を供給するためはそのようなものも必要になってくるのだろう。 仙石湿原にあるイタ…

箱根強羅公園の池(神奈川県箱根)

インスタ映えの池として箱根強羅の人気スポットに。 強羅の急斜面に造成された入場料有料の公園。公園敷地ぜんたいが急斜面という、少し変わった公園でもある。 園内にある円形の噴水池は季節の花や植物で埋まり、近年はインスタ映えするスポットとして自撮…

滝里湖(北海道芦別)

たきさとこ。滝里ダム。 水辺レジャーを満喫できるアクセス性抜群のダム湖。 幹線国道が湖の北岸を走る。カヌー、釣りだけでなく水上オートバイまで湖面のレジャー利用が公認された、とてもオープンな国営の多目的ダムである。 国道沿いに設備の整ったオート…

当麻ダム(北海道旭川)

とうまだむ。 当麻べらを追いつづける熱き釣り師たち。 国営事業としてアースダムが建設され、一大穀倉地帯である旭川の農地を潤して半世紀。2015年から洪水吐まわりを中心とした改修工事が行われ、訪れたときも堰体の防災対策工事が行われていた。近年、北…

ペーパンダム(北海道旭川)

農業用のロックフィルダム。すべてカタカナのダム名がどことなくユニークな感じがして、行ってみたかった水辺である。ペーパンは川の名。 周囲3kmほどと北海道のダム湖としてはけっして大きくはないが、貯水池の周囲は、旭川市21世紀の森としてレジャー向け…

江汐湖(山口県山陽小野田)

えじおこ。江汐池。江汐公園。 奥行きある景観をめぐる充実した水辺散策路。 以前は「江汐池」と呼ばれていたが、最近では公園の案内板や地図をはじめ「江汐湖」(えじおこ)として記載されるのが一般的になっているので、2017年の記事更新にあわせて水辺遍…

六斗溜池(山口県山陽小野田)

江汐公園内にある三段のため池のうち一番上の池。 外周遊歩道沿いにあり、この池に会うためには少々歩かねばならない。雑木林のあいまから垣間見える水面は若い水の色をしていた。 江汐公園については江汐湖の項に記載。 bunbun.hatenablog.com

瀬戸溜池(山口県山陽小野田)

江汐公園内にある三段のため池のうち中段の池。 公園では野鳥観察エリアの役割を担っており、あえて遊歩道を遠巻きにして水辺には人が近づけないようにしているようで、池の姿はあまり見えない。 バードウォールごしに、かろうじて水面が見えた。 江汐公園に…

トンボ池・しょうぶ池(山口県山陽小野田)

江汐公園内にある。外周の遊歩道沿いにあり、水源林の辺縁に位置する。 トンボ池としょうぶ池はつながっており、さらに下ると江汐湖のインレットへと通ずる。 水たまりのような小さな水辺ではあるが、立地や状態から公園用に造成した池ではなく、もともと森…

扇池(岡山県倉敷)

倉敷の野池群のひとつ。アプローチ路は少々狭いが、堰体の上に出てみるとおおらかな水辺景観がひろがっている。北西1kmほどのところに「ダム便覧」記載の小原池(おばらいけ)があるが、池の規模としてはこちらの方が大きい。堰体もダムスペックの15mを満た…

加茂路池(岡山県倉敷)

倉敷の野池群のひとつ。県道沿いでアクセス性はよい。 堰体から二ヶ所、水辺へ降りられる階段、スロープがある。池の北岸に県道が沿い、南岸側は工場。

楢井ダム(岡山県高梁)

ならいだむ。 キャンプ場隣接。なにげにカヤックフィッシングもできる。 訪れた日の岡山は晴天だったが、地形的なものなのかダムのある一帯は濃い霧に包まれていた。 ダム湖はよく見えず、ダムカード配布場所にもなっている教会風の管理棟が霧のなかに立って…

千代田池(香川県豊島)

瀬戸内海に浮かぶアートの島、豊島の唐櫃地区にあるため池。 ちょうど工事中で池底の状態がよく見えた。改修された堰体は内側はダムスペックを満たすようにも見えるがダム便覧に記載はない。外側から見ると15mにはやや足りない感じもする。 池の名が分からず…

松元ダム(鹿児島県鹿児島)

土地改良区が管理する農業用ダム。ダム湖を一周する2,700mの遊歩道が付けられている。 貯水池は釣り禁止だが、年に1度、外来魚駆除体験という釣り大会が開催されているようだ。 駐車場、トイレはあるが2017年秋に訪れた際は、豪雨の落石の影響でダムサイト…

藺牟田池(鹿児島県薩摩川内)

いむたいけ。いむた池。 この水辺でしか出会えない独特の景観。 「藺牟田池の泥炭形成植物群落」として国の天然記念物に指定されてから100年近くがたつ老舗の水辺であるが、池を会場とする納涼花火大会の折をのぞけば意外にひっそりとしている。 ぽっこりぽ…

瀬戸石ダム(熊本県芦北)

せといしだむ。 日本初の本格ダム撤去の波紋。 日本では初となる本格的なダム撤去の現場となった荒瀬ダムの上流に位置する発電用ダム。全国にダム撤去についての問題と現実を突きつける契機となった。 立地上、この瀬戸石ダムにも撤去論が及んでいるが、水利…

村山公園の池(熊本県人吉)

人吉盆地には目立つ溜め池はあまり見られないが、豊かな球磨川の水の恩恵を受けてきたということだろうか。確かに町を東西に貫流する球磨川は豊穣な光に満ちている。人吉城もこの川を堀がわりに使い、町も鉄道も国道も川に寄り添う。 村山公園内にある池はも…

龍泉寺の池(奈良県天川)

大峯修行の玄関口にある池は、身を清める水垢離の場。 龍泉寺は大峯修行の玄関口。門前には川をはさんで行者たちが使った洞川温泉(どろがわおんせん)が軒をつらねる。 池はちょうど紅葉の盛りを迎えていた。標高800mを越えるこの地は麓よりひと足、冬の訪…

船木池(兵庫県小野)

船木ダム。 加古川流域エリア小野の野池群のひとつ。ダムスペックを満たし、「船木ダム」という名称も現地公園の案内板に見られたが、「ダム便覧」では「船木池」の記載となっている。 バスポンドとして名を馳せた時代もあったが、釣り禁止となっている現在…

溝池(兵庫県小野)

小野の野池群のひとつ。溝池は上の写真の中央。 バイクで10分も走れば、5湖も6湖も池と会うことができるエリアだが、日暮れが近かったこともあり、今回は空撮で大雑把に地形を把握するだけにとどめた。小野はため池を造るのに絶好の丘陵地が広がる 丘陵の…

宍道湖(島根県松江)

しんじこ。 「日本夕陽百選」にも選ばれた超絶の夕景。 八百万の神々が降り立つ水辺として古来から信仰の対象となってきた宍道湖は、西に出雲大社を控え、東岸には松江の市街地を擁する周囲45km、日本で7番目に大きな天然湖。 成因は一万年前に海の一部が陸…

新鬼越池(岩手県滝沢)

小岩井溜池。 ブランド「小岩井」の愛称をもつ岩手山の鏡。 全国的に有名な小岩井農道から近く、岩手山を湖面に映す美しい水辺として「小岩井ため池」の愛称ももつ新鬼越池は、昭和40年ごろに農業用水確保を主目的として築造された貯水池。 周囲は平坦な農地…

大池(東京都国分寺)

年に2回だけ公開される池。 国分寺市や調布市など、武蔵野を貫流する野川の水源となっている池である。 池と周辺の土地は日立製作所が所有し、中央研究所に付随する庭園となっている。敷地は厳重に閉ざされており、高い塀とフェンスでふだんは池をのぞき見…

姿見の池(東京都国分寺)

源平合戦のスターと遊女の悲恋。 国分寺の住宅街。狭い道をクルマが行き交うなか、小公園として整備された一画に姿見の池はある。 一見、なんでもない小さな池に見えるが、源平合戦で名を馳せた畠山重忠と遊女にまつわる悲話が伝えられている。 畠山重忠とい…

洞峰沼(茨城県つくば)

どうほうぬま。洞峰公園。 農村が先端都市へ。ため池はカフェのある公園池に。 洞峰公園は、温水長水路やフィールドアスレチック、各種スポーツ施設を有するつくば研究学園都市で人気の総合公園で、洞峰沼はその構成要素となっている。なんとはす向かいには…

ミズキの谷の池(神奈川県横浜)

いたち川源流に位置する周囲150mほどの池。横浜自然観察の森の中にある。遊歩道沿いに野鳥観察小屋もあり、ちょっとした休憩スポットになっている。 池の周囲は野鳥保護のため立ち入り禁止で釣りなどはできない。 自然観察の森の駐車場は有料。雑木林の中を1…

ミズスマシの池(神奈川県横浜)

横浜自然観察の森内にあり、有料駐車場から徒歩でアクセスする。 いたち川源流の「ミズキの谷の池」から30mほど下流側にあるが、通水している池というよりは、水たまりのような小池である。 池の中をのぞいてみたが、ミズスマシらしきものは見あたらなかった…

朱鞠内湖(北海道幌加内)

雨竜第一ダム。 圧巻。これぞ、ザ・日本最大の人造湖! 淡水人造湖として湛水面積では日本最大を誇る朱鞠内湖。地図を見ただけでも、その威容は伝わってくる。 これだけ巨大な人造湖ではあるが、主堰体は意外に小さい。北海道ならではの雄大な地形によるマジ…

高暮ダム(広島県庄原)

こうぼだむ。神之瀬湖。 山奥の秘境で戦後日本を支えた近代土木遺産。 中国山地の最奥部に位置する秘境にあり、下流側と上流側のどちら側からのアプローチ路も峡谷を縫うガードレールのない狭隘路。道路改修が進み、酷道区間はそれぞれ5km程度にはなっている…