水辺遍路

実踏・日本の湖沼 6,850湖

青森県

遠部ダム(青森県平川)

とおべだむ。 青森と岩手の県境をなす碇ヶ関はなかなかの難所だ。秋田杉の数少ない産地でもある。 今では高規格な国道7号の整備が進み、すらっと通り抜けることができるようになったが、裏ルートになった国道282号はなかなか走りごたえのある峠道。この道沿…

蔦沼(青森県十和田)

蔦の七沼。朝焼けで赤一色になる蔦池の紅葉は、JRをはじめ秋の観光ポスター指定席。新聞、テレビでも毎年、季節のたよりとして紹介される。JRポスターをもとに絵にしてみた。 青森屈指の紅葉写真スポットで国立公園。なのに釣りも。 青森市街地から見ると八…

蔦温泉の池(仮称)(青森県十和田)

南八甲田山系の山腹にある蔦温泉は千年の歴史がある湯治場。大正時代に建てられた本館は味わい深い。 蔦の七沼の登山拠点にもなっており、駐車場、公衆トイレあり。 池は駐車場敷地のど真ん中にあり、岸は石組みで四角形。飾りものの池を置くような軟弱な湯…

菅沼(青森県十和田)

蔦の七沼。 八甲田山系の山深い湯治場、蔦温泉。そのまわりに蔦の七沼と呼ばれる沼沢が山腹の深いブナ林に風を通す窓のように、半径1.5kmほどの範囲に集まっている。 蔦温泉は登山拠点として駐車場、トイレも整備されており、七つの沼沢のうち六つをめぐる2…

ひょうたん沼(青森県十和田)

蔦の七沼。 八甲田山系の山腹にあり千年の歴史をもつ蔦温泉。 山深い湯治場を起点に、蔦の七沼と呼ばれる七つの沼沢のうち六つをめぐる「沼めぐり」というハイキングコースが設定されている。 沼めぐりゲートを通って時計まわりに歩くこと数分、最初に迎えて…

十三湖(青森県五所川原)

じゅうさんこ。十三潟。 青森県の三大湖沼。その名はアイヌ語から? 青森県の湖沼としては、西の小川原湖、内陸の十和田湖、東の十三湖の三大巨頭といえる天然湖。 汽水湖であり、西日本の宍道湖と双璧をなす、しじみの一大漁場でもある。 北部に中の島をひ…

十和田湖(青森県十和田)

とわだこ。湖の南側外輪山の発荷峠展望台から見た十和田湖。 広大な天然湖に生息する魚は、すべて外来種? いわずと知れた北東北を代表するカルデラ湖。カルデラの中にカルデラが形成された二重カルデラ。航空写真を見るとその構造がみてとれる。国立公園、…

地獄沼(青森県青森)

じごくぬま。底なし沼。酸ヶ湯温泉。 酸ヶ湯(すかゆ)温泉は、雪深い八甲田の山中にあり青森市民には昔から馴染みのローカル温泉だが、総ヒバ造りで硫黄臭と湯治場の名残り香の漂う千人湯のポスターで一躍、全国的に知られる温泉に。 この酸ヶ湯温泉近くに…

沖浦ダム(青森県黒石)

両岸から山がせり出している。このあたりの湖面下に沖浦ダムが水没していると思われる。「日本初の多目的ダム」といいたいところであるが、やや微妙な話、沖浦ダムは工事をスタートさせたのが1933年(昭和8年)で、これは確かに日本初。 しかし工事は10年余…

虹の湖(青森県黒石)

にじのこ。浅瀬石川ダム。虹の湖公園。 八甲田山を水源とする平川を堰く国交省直轄の浅瀬石川ダム(あせいしかわだむ)によって生まれた広大な虹の湖は、ボート、釣り、バーベキューもできるオープンなレジャー性を備えているだけでなく、湖畔には道の駅や資…

久吉ダム(青森県平川)

ひさよしだむ。面影湖。 碇ヶ関(いかりがせき)は青森と秋田の県境近くにあり、幹線国道と高速道路、奥羽本線が一筋に収束する交通の要衝。両側を山にはさまれた細い農地が津刈川に沿ってつづいている。この農地のかんがい水源として津刈ダムがあったが、そ…

津刈ダム(青森県平川)

つかりだむ。堰体に取り付く階段が、ここが津刈ダムであることの証。ダムが、ほぼ消失していた。 改修のための水抜きとかそういうレベルではない。1962年竣工の県営アースダムという津刈ダムの予備知識がなかったので、ここ現場で何か重大な見落としでもした…

早瀬野ダム(青森県大鰐)

はやせのだむ。のっぺりしたコンクリートダムのような不思議な印象を与えるがロックフィルダムである。 アスファルトフェイシングのようなロックフィルダム。 堰体はまったりとアスファルトで覆われた不思議な印象のかんがい用ロックフィルダム。下の道から…

桜沼(青森県五戸)

桜沼公園。 秋田、青森では五所川原をのぞく広範囲にわたって、野池の名に「堤(つつみ)」と「沼」が混在している。秋田では堤色が強く、北にいくにつれ沼色が強まる。一方、津軽半島の付け根にある五所川原では「〜溜池」という名が多い。 八戸市街地の辺…

津軽白神湖(青森県西目屋)

津軽ダム。 12月から2月ごろまで水没ダムが現れる。 津軽ダムは世界遺産の白神山地を水源とする岩木川を堰いた人造湖。もともと県営の目屋ダム(深山ダム)とその貯水池である深山湖があった。目屋ダムも50mクラスの重力コンクリート式ダムでかなり立派なも…

世増ダム(青森県八戸)

よまさりだむ。青葉湖。 青森県はダムが驚くほど少ない。平家伝承にちなんで公募で青葉湖と名付けられた貯水池は、地形のせいか実際に見た感じでは大きさのインパクトは感じないが、それでも青森では最新スペックの津軽ダムに次いでトップクラスの貯水量らし…

下湯ダム(青森県青森)

しもゆだむ。下湯平成湖。 主ダムと副ダムをもつ県営の防災ダム。 主ダムと副ダムの二つのダムが谷を堰くやや複雑な構造をもっているが、両ダムともにロックフィルダムなので、県道側のダムサイトからちょっと見たぶんには洪水吐を真ん中に置いた一つのダム…

又八沼(青森県青森)

絶滅危惧種シナイモツゴが自然分布する北限の池。 ここ又八沼は絶滅危惧種であるシナイモツゴの自然繁殖が確認されている日本北限の池として、青森市の天然記念物に認定されている。 シナイモツゴはもともと東日本の水路や池などに広く生息していたが、近縁…

龍ヶ池(かっぱ沼)(青森県三沢)

渋沢公園、岡本太郎記念公園。 星野リゾートが昔の古牧温泉街と古牧温泉渋沢公園をまるごと吸収して付加価値を加え、魅力的な温泉リゾートとして再生させたということだろうか。地図には古牧温泉渋沢公園となっているものが、青森屋のホームページでは青森屋…

十二湖(青森県深浦)

白神十二湖。 世界遺産・白神山地の一角にある33の天然湖沼群。 鬱蒼としたブナの森が広がる白神山地は、絶景鉄道で知られる五能線が走る日本海に向かって西斜面の裾を広げている。おおむねはなだらかな斜面であるが、崩山と日本キャニオンの二つの場所で断…

日暮の池(青森県深浦)

白神十二湖。 大きな傷跡を刻んだ崩山を映し出す湖面は淀み濁っており、古い銅鏡に映しだされたような逆さ崩山は少し別人のような顔に見える。 四方から湖面に向かって木々が大きくせり出しているためか、水打ちぎわの影が濃い。 こんな池だが大型バスも通れ…

仲道の池(青森県深浦)

白神十二湖のひとつ。深い原生林のまっただ中の雰囲気をまとう池であるが、実際にはクルマが通れる車道から階段を二十段ほどのぼるだけで会える。ver1.1に更新。2017年秋の現地調査をもとに道と池の位置関係を見直した。 マークした場所は王池の無料駐車場。

青池(青森県深浦)

三度目にしてやっと、白神十二湖の顔役・青池に。 北海道美瑛白金の青い池では駐車場待ちの渋滞に面食らったものだが、山形県の丸池様しかり、なぜか昨今はブルーの池がもてはやされている。ブルーは写真のSNS映えがいいのだろうか。 ここ白神十二湖も、かな…

六戸調整池(青森県六戸)

平池タイプの新しい農業用調整池。現代の平池タイプの貯水池はポンプで水を汲み上げて貯水したり、逆にポンプで配水したり、何をするにも電力依存のものが多い中、自然流下のみで貯水および配水を行えるよう地形を生かした設計が行われたエコな貯水池。 堰体…

鶏頭場の池(青森県深浦)

けとばのいけ。十二湖。 県道の十二湖公園線をいちばん上まで上がっていくと、有料駐車場から先は一般車通行止めとなる。 ここから徒歩で十二湖のスター的存在の青池まで500m。その道すがら左手で目を楽しませてくれるのが、鶏頭場の池である。 不思議な名前…

落口の池(青森県深浦)

おちくちのいけ。 白神十二湖のひとつ。 県道ですす〜っとクルマで上がっていけて車窓から尊顔拝謁できる池としては、この落口の池が最後。池畔にはベンチ、トイレがあり、十二湖の中では越口ノ池と並び眺望の得やすい水辺。 静かな湖面に、大きな魚が跳ねた…

道芝の池(青森県深浦)

白神十二湖のひとつ。 草に埋もれそうな池の案内板を見つけたものの、道は狭く駐車スペースもなく通り過ぎてしまった。いったんあきらめ、帰路に少し離れたところに駐車し、徒歩で。 車道からはずれ、森の中の小径を歩いて1、2分ぐらいだろうか。他の池と…

埋釜の池(青森県深浦)

白神十二湖のひとつ。 十二湖リフレッシュ村の隣といってもいい場所で、クルマで入れる舗装路沿いにあるものの、「埋釜の池」の名のごとく、木々のはるか下に深く埋もれ、黒々とした湖面がのぞく程度。 看板がなければ、まず気づかなさそう。湖面に浮く落ち…

八光の池(青森県深浦)

白神十二湖のひとつ。クルマで入れる舗装路沿いにあるが、道からはあまりよく見えない。 道をはさんで反対側には日暮の池があり、どうやら八光の池の水が流れ込んでいるようである。 道ばたに「八光の池」の看板があるが、注意していないと見落としやすい。…

浪岡ダム(青森県青森)

なみおかだむ。 青森空港のすぐ隣に立地する農業用ロックフィルダム。農閑期は水を抜くようだが、それにしてもみごとな抜けっぷり。 雄々しい底の形状と突き出た赤い取水塔の対比がおもしろく、満々と水をたたえた状態よりもかえって魅力的かもしれない。