水辺遍路

実踏・日本の湖沼 7,150湖

伊計島のファームポンド(沖縄県うるま)

海中道路で沖縄本島とつながっている宮城島を横断し、さらに海峡に渡された橋を渡ると東端の伊計島に上陸できる。 この島の平地にはタバコの農地が広がっている。農地をかんがいする池があるのでは、と思い探してみると島の東側の海岸近くにファームポンドが…

高離島のファームポンド(沖縄県うるま)

池の向こうに石油備蓄タンクが並ぶ。宮城島は別名「高離島(たかはなりしま)」。周囲の離島に比べて標高があることから名付けられたという。 その高台の台地上には広々としたサトウキビ畑が広がり、眼下には沖縄本島のエネルギーを担う石油備蓄タンクが並ん…

ユイ池(沖縄県沖縄)

岸にしても島にしても、とにかく水面が近くオープン。沖縄の人にとっての公園池の感性がうかがえる。沖縄県総合運動公園にある二つの大きな池のひとつ。 「ユイ」は沖縄弁でユリなどの花の意だがあまり使われない言葉らしい。一方、沖縄都市モノレール「ユイ…

森の池(沖縄県沖縄)

この池の不思議な楽園感はなんだろう。今でこそ陸つづきの公園だが、かつては沖縄のある風習に根ざした「島」だったようだ。 この不思議な楽園感は? 沖縄県総合運動公園にある二つの大きな池のひとつ。 森の池という名だが、魚の島、亀の島という二つの楽園…

大清水湖(長崎県壱岐)

【大清水池、大清水ため池】大清水湖の湖面に覆いかぶさるような一本桜。湖周長1.5kmクラスで、現代工法のハイダムである勝本ダムや梅ノ木ダムにも見劣りしない壱岐島最大の溜め池。壱岐島の池めぐりでは、はずせない一湖である。 というのも、おそらくは壱…

生池(長崎県壱岐)

【なまいけ。生池城】河童が人を生きたまま引き込んだというのが名の由来の生池。得も言われぬ空気が漂う。 城の名にもなった怖ろしい伝説の池。 なまいけ。無気味なその名をもつ池の存在を知ったのは、壱岐島に渡ってからだった。 この池のある一帯は九州で…

壱岐風土記の丘下の池(仮称)(長崎県壱岐)

素朴な堰体。明確な取水設備は見えないが、ビニールパイプのようなものが下へとのびている。この池のある一帯は九州でも屈指の古墳密集地帯。 壱岐風土記の丘に駐車場からまっすぐ下る道があったので、案内板にある古墳群方面への遊歩道かと思ったら、小さな…

本庄池(沖縄県久米島)

右手に見えるシンプルな形状の本庄池。目を左の方に移していくと、対照的に複雑な形状をしたフサキナ池が見える。沖縄諸島最西端に位置する久米島の池群のひとつ。 ダムスペックを満たすと思われる立派な堰体をもつ。 同名の池としては福岡県みやこの本庄池…

比嘉池(沖縄県久米島)

ひがいけ。 沖縄諸島最西端に位置する久米島の池群のひとつ。 比嘉池は儀間ダムの上池にあたる位置にある。アプローチ路が分からなかったが、帰路の飛行機から池の存在を確認できた。 食虫植物のタヌキモが自生しているとのこと。見たかった。久米島。

フサキナ池(沖縄県久米島)

右手に見えるシンプルな形状の本庄池。目を左の方に移していくと、対照的に複雑な形状をしたフサキナ池が見える。沖縄諸島最西端に位置する久米島の池群のひとつ。 久米島空港を発った飛行機の窓から垣間見ただけであるが、儀間ダム近くを通る二車線道路を北…

タイ原ダム(沖縄県久米島)

【たいばるだむ。タイ原池】まるで草原。浮き草と思われるが、貯水池としての機能はかなり低下しているように見える。沖縄諸島・久米島の野池群のひとつで「タイ原ダム」という表記も見られたものの、現地で見た堰体はダムスペックには少々高さが足りなさそ…

南大東島 本場海岸のファームポンド(沖縄県南大東)

サトウキビ畑を潤す農業用水を湛える。沖縄本島から東350kmの洋上に浮かぶ南大東島。 その北側の海岸である本場海岸近くにあるコンクリート升状のファームポンド。 南大東島は、島自体がスポンジ生地でできたアップルパイのような形状なので、海岸周辺の標高…

白瀬1号ダム、白瀬2号ダム(沖縄県久米島)

沖縄群島・久米島の野池群のうち、湖周長1km級、堤高20m級のダムスペックを満たす兄弟池。1号と2号の堰体は向き合うかっこうで隣接する。 久米島ではレンタカーで池めぐりをしたが、カーナビに表示される道路は池めぐりにはまったく使い物にならなかった。…

ヤンガーイチ1号池(沖縄県久米島)

久米島の野池はどれも立入禁止措置が厳しい。有刺鉄線つきフェンスは標準仕様。沖縄諸島・久米島の野池群のひとつ。古くからありそうな溜め池の事例。 琉球語で「ヤン」は山、「ガー」とは「川」だと思うが、「イチ」はなんだろう。 1号池と2号池という名…

武生水地区の池(仮称)(長崎県壱岐)

壱岐島の永田ダムのそばにある野池。 「あぶない」と記された注意看板の署名に「武生水地区」とあったので仮称とした。 「むしょうず」と読み、「水」がつく地名だけにいいなあと思いつつ調べてみると、なんと池界のスーパースター空海さん(弘法大師)の伝…

山城池(沖縄県久米島)

左側の「あぶない」と記された看板の署名は「土地改良区」。営農者の団体なので、この先にあるのは農業用ため池と思われるのだが。久米島の溜め池のひとつ。同島は沖縄本島の西80kmほどの大海原に浮かぶ。 アプローチ路がダムの130m手前にゲートがあり、近づ…

当袋川ダム(沖縄県恩納)

とうぶくろがわだむ。 沖縄の米軍基地の敷地内には、小規模なダムがいくつもあるが、どれもアプローチ路が入口のところでゲート封鎖されていて、英語の看板が掲げられている光景を目にした。 ダムの立地やゲート閉鎖の状況は近くの恩納ダムとほぼ同じ。 ダム…

恩納ダム(沖縄県恩納)

沖縄の米軍基地の敷地内には、小規模なダムがいくつもあるが、どれもアプローチ路が入口のところでゲート封鎖されていて、英語の看板が掲げられている光景を目にした。 沖縄のブラックバスはこのダムから広がったという興味深い話もある。占領下の沖縄で、米…

壱岐風土記の丘の池(仮称)(長崎県壱岐)

島を縦貫する幹線国道から見える。この池のある一帯は九州でも屈指の古墳密集地帯。国道は丘陵の尾根を走り、東側斜面のあちこちに円墳が見られ、遊歩道も設けられている。 国道は尾根を走っているので、西側斜面にあるこの池は国道からもよく見える。 ため…

永田ダム(長崎県壱岐)

壱岐島の中心地である郷ノ浦の町近くにある水道水源池。町チカのダムである。 永田ダム公園ということになっているが、桜が植えられたダム下におりていける程度のもの。 とはいっても、よくあるダム翼端からの横顔アングルではなく、階段でとことこっと行く…

大黒海づり公園の池(神奈川県横浜)

地図で見るかぎりは、これはまあ、島である。埋め立ての人工島でベイブリッジの橋脚と大黒パーキングエリアが置かれているから、じつはさりげなく「日本一たくさんのクルマが通る」島なのかもしれない。 一般道では橋があるし、首都高速道でもインターがある…

大島南インターの池(仮称)(愛媛県今治)

しまなみ海道の中継地のひとつである大島には湖周長400mクラスの池が複数点在。 大島南インターチェンジのかたわらにあるこの池には島があったので、おもしろそうだと思って立ち寄ってみた。 島の西側はスパッと裁ち落とされたような垂直。土質は固く締まっ…

吉海町の仁江水源池(仮称)(愛媛県今治)

しまなみ海道の中継地のひとつである大島には湖周長400mクラスの池が複数点在している。 島北部の菅原池だけは名前の特定ができているが、今治市の簡易水道の資料には、吉海地区だけでも以下の水源池名が出ている。 大島調整池 寒風水源(湖沼水・ため池) …

深蛇池(和歌山県友ヶ島)

【しんじゃいけ。深蛇池湿地帯植物群落】三方を山に囲まれ、海に向かって開口部。水質の異なる二つの池からなる。紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島(ともがしま)に二つある池のひとつで、沼を含めた湿地帯が「深蛇池湿地帯植物群落」として県の天然記念物に指定。 成…

蛇ヶ池(和歌山県友ヶ島)

【じゃがいけ。蛇池】前後を海、左右を山にはさまれたミステリアスな立地の蛇ヶ池。まさに奇跡の池だ。 ラピュタの島にたたずむ大蛇伝説の池。 紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島(ともがしま)に二つある池のひとつ。無人島の友ヶ島には戦時中の海上要塞が廃墟として…

馬島の池(愛媛県)

馬島の池。向こうに見えるのは、しまなみ海道。 島への上陸ルートは、なんとエレベーター。 瀬戸内海に浮かぶ島。先日は牛島の池を紹介したが、今回は馬島の池。 馬島はしまなみ海道をつなぐ橋の足がかりになっており、巨大な橋脚が小さな島を踏みつけている…

路谷池(兵庫県淡路)

ろだにいけ、ろたにいけ。 淡路島北部の主要ため池のひとつ。 一帯には河内ダムをはじめ、ダムスペックの大型の溜め池もある。ここ路谷池も古い資料では堤高16mとなっている。見た目でもじゅうぶんハイダムスペックを満たしていると納得できるが、じつは溜め…

牛島の池神社(香川県丸亀)

その名も、ザ・池神社。 池神社といえばまず、七不思議とともに語られる奈良の明神池が思い出されるが、瀬戸内海に浮かぶ周囲わずか4kmの小島にすぎない牛島にも、パワーあふれる御神体の池群がある。 それにしてもこんな小さな島に外周1kmほどのみごとな湿…

菅原池(愛媛県今治)

しまなみ海道の中継地のひとつである大島には湖周長400mクラスの池が複数点在している。 島北部の代表格はこの菅原池。堰体からのびやかな湖面が見渡せ、後ろを振りかえれば瀬戸内海。 階段横に五門の池の栓らしきものが確認できた。水が濁って見えないだけ…

伯方塩田跡湖(仮称)(愛媛県今治)

驚いた。1971年に法律によって日本全土から塩田による塩作りが全廃されていたとは・・。 島内に塩田として使われた大きな池がいくつかあるのを、地図や航空写真で確認してはいたが、現地に行ってみるとどことなく廃墟感を感じたものだった。 現在、伯方の塩…