水辺遍路

実踏・日本の湖沼 6,200湖

奈良県

川迫ダム(奈良県天川)

こうせだむ。 楽しては得られぬ「ダム行者」の境地。 紀伊半島の奥深く、季節になると今なお白装束の行者さんの姿であふれる奈良県天川村。 天川といえば行者の宿としてひっそりと営業をつづけてきた洞川温泉が近年、若い人や外国人といった行者とは縁のない…

龍泉寺の池(奈良県天川)

大峯修行の玄関口にある池は、身を清める水垢離の場。 龍泉寺は大峯修行の玄関口。門前には川をはさんで行者たちが使った洞川温泉(どろがわおんせん)が軒をつらねる。 池はちょうど紅葉の盛りを迎えていた。標高800mを越えるこの地は麓よりひと足、冬の訪…

地獄谷新池(奈良県奈良)

地獄谷新池は春日大社を横目に、旧柳生街道の峠へと向かう滝坂の道を徒歩で行く。石畳もあり古い街道を感じさせる。 途中、夕日観音、朝日観音を経て一時間ほど歩くと池の下にある首切地蔵前の休憩所に出た。 そこからもう少し上り坂を進むと、堰体らしき土…

鏡池(奈良県奈良)

かがみいけ。東大寺。 国宝にはさまれた池に馬魚が泳ぐ。 東大寺境内にあり、運慶・快慶作の阿吽(あうん)の金剛力士像に頭を下げつつ南大門をくぐると、参道右側に中門と大仏殿を奥に鏡池が広がっていた。 大仏殿を池面に映しだし、鹿が草を食む光景はまさ…

鷺池(奈良県奈良)

さぎいけ。 猿沢池、荒池を含めた三段の最上段にある池。 周辺が公園として整備され、池の中にはじつに立派な浮見堂(観月堂とも。水上のあずまやのようなもの)もある。 また池畔に「洞水門(どうすいもん)」と呼ばれる水琴窟があり、無料で地底から奏でら…

名勝・旧大乗院庭園の池(奈良県奈良)

古都奈良の庭園池としては筆頭格にあるといっていいだろう。なんといってもこの庭を設計したのは、京都の銀閣の庭園を手がけた親子の父にあたる人。 庭園の主役といえる池は、西小池と東大池で構成され、赤い太鼓橋が紅一点を添え、三匹の亀の甲羅のような小…

古都奈良の水辺(奈良県奈良)

千年の古都奈良を代表する水辺といえば、まず猿沢池を挙げないわけにはいかない。五重塔を水面に映し、七不思議や伝説を持つ。舟を浮かべる神事も行われ、情緒、歴史ともに厚みをもつ。周辺には大仏池こと二ツ池、荒池など古都風情に包まれ、鹿が草を食む池…

荒池(奈良県奈良)

あらいけ。 これぞ、多目的ため池の鏡。 日本を代表する池を十挙げよと言われれば、古都奈良の甍(いらか)を水面(みおもて)に映す猿沢池をはずすわけにはいかないだろう。その猿沢池のよきサポート役のようにやや間を置いて付き従い、反対側を鷺池にはさ…

鴻ノ池(奈良県奈良)

鴻ノ池運動公園。 池の名が冠せられた鴻ノ池運動公園内にあり、池の正面に見える建物は武道館。園内には、ならでんスタジアムや陸上競技場などスポーツ施設が充実。隣接して、とりどりのプールを備えた奈良ドリームランドもある。 訪れたときは池の改修工事…

春日大社水源池(仮称)(奈良県奈良)

春日大社参道の横手にひっそりとたたずむ。 名前の分からない池だが、古都奈良を代表する池である猿沢池の水源をたどっていくと、荒池、鷺池とさかのぼり、やがてその水脈は二股に分かれ、かたや暗渠を経て地獄谷新池へ、もう一方は春日大社のあたりで地図上…

岩井川ダム(奈良県奈良)

いわいがわだむ。 古都奈良を見おろす防災の要所に建造された洪水調節用の重力式コンクリートダム。 奈良市街地からクルマで手軽にアクセスできる立地にあるが、洪水調節のため基本水位が低く、岸から水面の比高が大きく釣りやレジャー向きではない。 奈良の…

みどりゐ池(奈良県奈良)

みどり池。 なんとも不思議な名の池である。 池から鳥居が見えることから「見」+「鳥居」=「みとりい」という語源が紹介されているウェブページもあった。 国道沿いの公園一角にある小さな池で、探す気でいないと見落としやすい。 池をのぞきこむと匂って…

大仏池(奈良県奈良)

だいぶついけ。二ツ池、正倉院大池。 正倉院の前、奈良大仏の裏手にある。 現地の案内板では、二ツ池や大仏池という二種類の表記があった。ちょうど水抜きをして工事をしているところだったが、工事看板には「正倉院大池」の名も。工事の発注者は、なんと宮…

猿沢池(奈良県奈良)

さるさわいけ。 奈良時代に築造された元祖・舟祭りの池。 天平21年(749年)に興福寺の放生池として築造。俗謡に「澄まず濁らず、出ず入らず、蛙湧かず藻が生えず、魚七分に水三分」と猿沢池七不思議が伝えられているが、訪れたときは水が濁っていたから、す…

大池(奈良県葛城)

へらぶな管理釣り場になっている当麻池(たいまいけ)をいただく山の裾にあるのびやかな野池。 池は散策できるように開放されているが釣りは禁止。 <アーカイブス> 2012年6月撮影。

蛙股池(奈良県奈良)

最古のため池説もある、ネーミングの絶妙な池。 7世紀初頭の女性天皇として有名な推古天皇の時代に四つのため池が築造されたことが日本書紀に記されており、そのうち「菅原池」が現在の蛙股池ではないかという説がある。 このため現存する日本最古のため池と…

菖蒲池(奈良県奈良)

あやめいけ。 池名が駅名となり、その名が隣の池にも浸食? 近鉄奈良線の駅前にある周囲1.5kmクラスの野池。正確には上池と下池とで構成されるが、下池は小さく、一般的に菖蒲池は上池の方を指す。2004年に閉園したものの、かつては池畔にあやめ池遊園が広が…

水上池(奈良県奈良)

みずかみいけ。みずがみいけ。佐紀沼、佐紀池、狭城池。 古墳を従えた、ダブル・ミレニアム浪漫のため池。 「なんとおおきな・・」で710年と年号暗記した35年前の記憶がいまだに残る平城京。 今から1300年前の奈良時代の政治的中心であった碁盤目状の平城宮…

中戸新池(奈良県葛城)

「かつらぎの森」という都市公園の主要構成要素になっており、湖周には散策路やあずまやがあり、駐車場、レストランなどの設備がある。 堰体側のシンプルで開放的な線に対して、インレット側は森をのせた小島を無数に浮かべたかのようにワンドが出入りしてい…

大池(奈良県葛城)

中戸新池を中心にした「かつらぎの森」に隣接した皿池タイプの野池。 堰体側に駐車場をそなえ、かつらぎの森駐車場と車路でつながっている。

天理ダム(奈良県天理)

天理ダム風致公園、青垣湖 北岸を国道が走り、西岸と南岸には親水公園があり、2016年にはバーベキュー設備も整備された。(事前申請必要) アスレチック遊具、あずまや、広場、グランドあり。 釣り禁止。 湖畔駐車場と案内板。 マークした場所はインレット側…

布目湖(奈良県奈良)

ぬのめこ。布目ダム。 奈良の釣り天国として名高いダム湖。 奈良市街地から30分もクルマを走らせれば到着するアクセス性のよいダム湖でありながら、マイボートを持ち込んでの釣りができる奈良屈指のフィールドが布目湖である。 ブラックバスのほか、へらぶな…

当麻池(奈良県葛城)

たいまいけ。南良池。 名刹・当麻寺(たいまでら)の名を冠した管理釣り場。 葛城市街地を見おろす小高い山腹にあり、全席23席とこじんまりとしつつも、気持ちのよさで知られるへらぶな管理釣り場。小さいのに最大水深は5mもあり、深場から魚を引き上げる楽…

玉ヶ池(奈良県葛城)

葛城市街地の見晴らしのいい池である。 園地、共同浴場、温水プールのある福祉施設が隣接。 10〜21時。月曜休館。 当麻寺のすぐ近くで駐車場が充実。 駐車場と案内板。 竹内街道の野池マップ。水辺遍路謹製。 マークした場所は池に近い駐車場。

北良池(奈良県葛城)

道の駅に隣接した池。上の写真の右側に見える建物が道の駅。 池端に案内板が立っており、北谷池、大池、南良池などが紹介されていたので、折りたたみ自転車で進んでみよう。 これらのルートは自転車が最適。狭い路地も通る。 道の駅と案内板。 竹内街道の野…

瓦堂池(奈良県葛城)

當麻寺の門前町にむかって流れ出していくような立地のため池。 ちょっと竿を出してみたくなる感じだったが、釣り禁止なのは残念である。 竹内街道の野池マップ。水辺遍路謹製。

竹内上池(奈良県葛城)

竹内峠に向かう国道沿いにあり、池端には旧竹内街道への入口がある。通常のため池ではなく、洪水調節の防災機能を期待されて大規模改修された。 池の向こう側には南阪奈自動車道の高架が見え、新旧三本の街道に囲まれるようにたたずむかっこうになっている。…

片野池(奈良県斑鳩)

法隆寺が鎮座する斑鳩の里。ため池100選のいかるが池の近くにある。岸辺に地蔵。2014年に訪れた際は減水していて魚影は感じなかった。自販機あり。近くに日帰り温泉も。 2017年初夏に再訪。いかるがの里はサイクリングで寺社や池めぐりをするのに好適な地だ…

南田池(奈良県河合)

河合町総合スポーツ公園に隣接するが公園の構成要素とはなっていない。 奈良県立の馬見丘陵公園ともほぼ地つづきとなっており、一帯の池の密度はそうとうなもの。それらの池の中には古墳や陵墓のお堀も含まれるあたりが奈良らしい。 スポーツ公園の駐車場、…

須川ダム(奈良県奈良)

須川ダムによってできた須川貯水池は奈良市の水道水を供給する。 上水道用のため釣り禁止。禁止看板のあしらわれた鹿キャラクターに奈良を感じる。奈良の鹿キャラといえば、しかまろくんかセントくんを思い浮かべるが、これは初めて見た。 鯉の魚影を確認。 …