北陸
だしはらいけ。 「立山カルデラ四池」では最深の池 湖面標高1,450m。水深7mあり、立山カルデラ四池ではもっとも深い。 成因としては、江戸時代の安政飛越地震に起因する鳶崩れ(ウィキペディアでは「鳶山崩れ」と記載)によって生まれたとされる天然の土砂堰…
ダムマニア垂涎の難関ダムは自力到達できるのか? 北陸電力が所管する堤高16.2mの発電用ダム。 ローリングゲートを装備。ダムまでは有峰林道が通じているがマイカー通行禁止区間となっており、コアなダムマニア垂涎の地。北陸電力の協力でダムに達した先人た…
【あしあらいかた / 足洗潟公園】 海岸国道沿いにある公園化された池。かつては北陸街道の浜道でアシが茂るなかを多くの人が通行し、親鸞上人も立ち寄って足を洗ったとの池伝説がある。 足場もよく釣りもしやすかったのでルアーを通してみたが、そこそこ大き…
開湯1300年の歴史をもつ湯涌温泉を見守るように、温泉街を見おろす立地にある人造湖。
地元で「幻の池群」と謳われる日尾池。金沢の奥座敷、湯涌温泉からアクセスする登山口より3時間ほど歩いたところに、その池はあった。
さいがわだむ。 アクセス路通行止めから9年・・登山路を使ったラン&ガンによって捉えた犀川ダムの勇姿 2013年から到達困難ダムの状態が継続 石川県営の補助多目的ダムで、用途として変わっているのは金沢市営の水力発電ネットワークに組み込まれていること…
あすわがわだむ。むむむ・・何を撮ったのか・・。世界史の教科書にも出ていたエジプトの「アスワン・ハイ・ダム」を彷彿させる足羽川(あすわがわ)ダムは、国交省直轄の大型多目的ダム。 2022年に訪れた際は建設中でダム本体建設工事展望台(駐車場あり)か…
道の駅の中でカヤックやクライミングも体験できる、まったく新しいフォーマットと現代的解釈を与えられた池。
追分の池。後ろに見えるのが福井市街地。越前海岸に流れ下る一光川水系の源流部の山中に設けられた溜め池。地籍は福井市であるが市街地には背を向けるかっこうになっている。インレット部が園地に。
ダムという名が付いているが堤高は15mに満たない取水堰。しかし標高は1,360m! 大型ダムの有峰ダムができる前の折立は秘境というにふさわしい地だったに相違ないが、有料の有峰林道の整備が進んだ今は下から上までほぼ二車線舗装路で快適に達することができ…
片貝川の入釣ポイントのひとつ。近辺は釣り人多い。上流には、成谷一号砂防ダムや僧ヶ岳片貝東又谷コース登山口がある。 下流には「日本一美しい円筒分水」と呼ばれる東山円筒分水槽も。片貝川の渓相bunbun.hatenablog.com 僧ヶ岳片貝東又谷コース登山口 ト…
金沢市企業局が所管する市営の発電用ダム。重力式コンクリートダムの堤体を持つ。 2022年に訪れたところダムへのアクセス路は手前で工事通行止め。徒歩で進み空撮をしダム湖と発電所は捉えた。
【いけじりのいけ / 池ノ尻の池】2022年9月の予備調査では、池尻の池の正確な位置とアクセス方法を調査地図を見ていて「おおっ!」と刮目して見つけた標高1,240mの山池。 僧ヶ岳の尾根に立地し、貴重な動植物が繁殖。 立山黒部ジオパークオフィシャルサイト…
「日本一美しい」ともいわれる円筒分水池が登録有形文化財に。
【ミクリガイケ、御厨ヶ池】 富士、白山とならんで日本三名山に列せられる立山。その観光ポスターやパンフレットに必ずといって登場する顔役のような存在が、ここミクリガ池。 この池に会いに行ってから四年、水辺遍路チャンネルにこの池の動画まで出してい…
よもくろういちごういけ。底樋がすごい場所にある!江戸時代に築造されたと推定される、功労者の人名がついた池。大規模改修しハイダムスペックの溜め池になった際に、「1号」を追加したのだろう。2号以下は、二股になったインレット側にそれぞれ二段ずつ…
能登半島を、小さな魚をそっと包み込む手の形とみれば、掌にあたるところが七尾市になる。親指の崎山半島、小魚にあたる能登島も七尾に属する。 無料の能登自動車道が通じたことでアクセス性も抜群となり、能登半島でもっとも定番の観光地といえよう。 拠点…
最新鋭のダムは観光要素としての機能も ダム湖名は明神湖。下流側の鯖街道沿いに、宿場町「熊川宿」をテーマとした道の駅があり、ダム湖も観光要素として取り込まれている。 湖畔にはお花見広場、ピクニック広場、水遊びができる渓流広場がある。 ただしダム…
日本最西端の高山伽藍にある池群 日本百名山どころか富士、立山とならび日本三名山とも称せられる白山。『日本百名山』の作者である深田久弥氏にとっても子どものときから仰ぎみた故郷(ふるさと)の山であり、特別な思いがつまった山だったようだ。 北陸と…
こんやがいけ。 百名山・白山の山頂火口湖群(お池めぐり)のひとつ。 標高2,550m前後に七つの名の付いた池があり、「山頂お池めぐり」という絶景コースが設定されている。 紺屋ヶ池は、岩を積み上げたケルンのような剣ヶ峰を従えたエメラルドの瞳。岐阜県側…
血ノ池。後ろにそびえる奇峰は御宝庫。百名山・白山の山頂火口湖群(お池めぐり)のひとつ。 標高2,550m前後に七つの名の付いた池があり、「山頂お池めぐり」という絶景コースが設定されている。 鶯色の水をたたえたこの池は、名のような血ノ池は感じさせな…
百姓池。後ろにそびえるのは千蛇ヶ池の大蛇ににらみをきかす御宝庫。百名山・白山の山頂火口湖群(お池めぐり)で会える隣接した二つの池。 標高2,550m前後に七つの名の付いた池があり、「山頂お池めぐり」という絶景コースが設定されているが、五色池と百姓…
百名山・白山の山頂火口湖群(お池めぐり)のひとつ。 標高2,550m前後に七つの名の付いた池があり、「山頂お池めぐり」という絶景コースが設定されている。油ヶ池は七つの池では唯一、褐色の水をたたえている。水源は雪渓の雪解け水。油ヶ池と紺屋ヶ池 中央…
小屋の下に三角形の池が見える百名山・白山からのびる尾根上にある標高2,050mの山池。 白山のメイン登山道である観光新道の途上にあり、池畔に殿ヶ池避難小屋が立つ。熊笹に覆われた水たまりといった風情。一年の大半は雪渓に覆われる。
千蛇ヶ池。万年雪に覆われているが、雪がとけると封印された千尾の大蛇が逃げだしそうになるので、池の上にある岩の塊「御宝庫」が崩れて蓋をするという。池の上、中央に見えるのが御宝庫。 千尾の大蛇を二重の防御で封印した池 3千尾の大蛇 言うことを聞か…
【やしゃがいけ / 美越の池】 固有種のゲンゴロウと伝説の龍が棲む天上の池。 福井と岐阜の県境を構成する標高1,099mの峰上にある天然湖。 山頂のかたわら、急峻な夜叉壁の上に嵌め込まれた瞳のような奇跡的な立地に心打たれる。日本の山池100選を選ぶなら、…
2021年撮影 バス釣りの穴場が、新聞記事の誤報のもとに 40オーバーのへらぶな、ブラックバスの穴場的な釣り場として、地元ではいい思いをした人の心の宝になっているようであるが、ある時期から釣れなくなったそうだ。 このダムから岐阜県境にむかって山奥へ…
広野ダム湖の上流側にある重力式コンクリートダム。 ちょっとおもしろいのは、このダムの水は下流の広野ダム湖へと流れ落ちるものと、山をブチ抜いた導水トンネルを経て別の川筋にあるますたに湖(桝谷ダム)の方へと導かれているものに分かれる。そのため、…
写真下、右手のワンドにボートが見える 昔はボートで行き来した溜め池 地図で見るとまるでタツノオトシゴみたい。 ツノの生えた頭、手を前に出してヒョロヒョロと長い胴体でシッポを持ち上げている。足もある。 いや、これはタツノオトシゴではなく、池伝説…
土地の境界争い。じつは水源の争奪戦だった 富山県境のある峠へと立ちのぼっていく久江川。この源流をたどっていくと、峠近くの県道沿いに新池、派生林道をさらに上り、山頂近くの稜線上には湯ノ谷池という溜め池がある。 この二つの溜め池のある峠をめぐっ…