水辺遍路

実踏・日本の湖沼 6,100湖

北海道

青い池(北海道美瑛)

白金青い池。 十勝岳噴火への防災対応として平成元年に造られたコンクリート製の小堰堤に、いつしか貯まった酸性の水が立ち木を枯らせることになる。 そして2012年、地元の写真家が撮った一枚の写真がにアップル社製OS「マウンテンライオン」の壁紙(ウォー…

しろがねダム(北海道美瑛)

四季彩湖。 超新星のような観光スポットの脇でひっそり。 十勝岳を奥に控え、山筋をはさんだ隣にはSNSが生みだした超新星スポットの青い池をわずか900mという近さに従えた、しろがねダムこと四季彩湖。 青い池への駐車場待ち渋滞の何人が「しろがねダム」の…

チミケップ湖(北海道津別)

ヒメマスのふるさとは、オホーツクの秘湖。 「オホーツクの秘湖」と呼ばれ、エゾマツ、トドマツ、ミズナラの原生林に囲まれた周囲12kmの天然湖には、観光施設らしきものといえば無料の野営場とこだわりの小さなホテルが一軒あるだけ。 ホテルではカヌーも用…

日新ダム(北海道上富良野)

にっしんだむ。 農業用ダムであるが、農閑期に訪れたところ水抜きされていた。 取水設備は北海道でよく見られる取水塔ではなく斜樋によるものだったが、きれいに水は抜けている。底はグラウンドのように平らで、池底に到るまで管理用のスロープが設けられて…

びふかアイランドの三日月湖(北海道美深)

びふかアイランド。 天塩川の旧河道である三日月湖の両岸に、オートキャンプ場や日帰り温泉を配した豪華な道の駅が広がる。 浮き草とオープンウォーターがあいまじり、つややかな緑の岸をもつ沼は、釣りだけでなく、隣を流れる天塩川でカヤック体験まででき…

パンケ沼(北海道幌延)

台風から逃げるも、追い詰められて最果て。 2017年の北海道の旅では道北は予定に入っていなかった。それが北も北、夜通し走ってこんな極北までやって来たのは、ひとえに台風から逃げていたからである。 なるべく台風の予想進路を避け、逃げのびるうちに最果…

ペンケ沼(北海道幌延)

左下はパンケ沼で、奥に小さく見えるのがペンケ沼。 ペンケ沼はサロベツ原野に取り囲まれ、アプローチ方法が今ひとつ分からず空撮に頼ったものの、わずかな雨のあいまを縫って撮影したため、今回はこれが限界。 沼の特徴としては、隣のパンケ沼に準ずると思…

聖台ダム(北海道美瑛)

せいだいだむ。聖台貯水池、聖台ダム公園。 空が広すぎるダム湖100選の水辺。 じつに地味な農業用アースダムによって堰かれた貯水池ではあるものの、北海道全体で五つしかないダム湖100選の水辺である。 地図で見たときは、正直、なぜ? と思ったものだが、…

新区画ダム(北海道美瑛)

ダム湖100選の聖台ダムと仲良く並んでたたずむ農業用貯水池。 それにしても、そっけないダム名である。どの地図を見ても、現地の案内板にもこの名前。天塩川の数多くの河跡湖をめぐったときにも思ったことだが、いちいち名前を付けたりしない。しかし道外の…

鹿ノ子ダム(北海道置戸)

おとけ湖。かのこだむ。 鹿ノ子ダムで鹿に当たる。 オホーツク海に注ぐ河川ダムとしては唯一という国交省管理の多目的ダムということだが、さすが国管理ダムだけあってレジャー要素もしっかりとあわせもっている。 堰体の天端は公道となっており、ダム下の右…

定山湖(北海道札幌)

じょうざんこ。豊平峡ダム。 そびえる懸崖に目もくらむアーチの対照美。 都市部からクルマで一時間ほどで行ける手軽さで札幌市民にはお馴染みともいえる観光スポットであり紅葉名所。紅葉は9月後半からと全国でもっとも早く秋のたよりが聞こえる場所のひとつ…

長沼(北海道共和)

ニセコ連峰湖沼群のひとつ。神仙沼への遊歩道を15分ほど歩くと分岐があり、左に行くと神仙沼、右に行くと木道が終わりチセヌプリ、シャクナゲ岳方面への登山路となる。この道を15分ほど進むと、チセヌプリとシャクナゲ岳に囲まれた長沼が姿を現す。 町の案内…

神仙沼(北海道共和)

ニセコ連峰の高原湖沼群の代名詞的存在。 神仙沼のほか、長沼、シャクナゲ沼、イワオヌプリ大沼と大谷地をめぐるニセコ湖沼ウォーキングの拠点として、県道沿いに駐車場、トイレ、ビジターセンターが整備され、若い人にも人気の観光スポットである。 初めて…

新十津川ダム(北海道新十津川)

しんとつかわだむ。 おそるべき、どん深のダムである。特に堰体まわりの急深ぶりは、減水期だからこそ分かるが、満水期であれば、ただの農業用ダム湖にしか見えないだろう。 さらなるおそろしさを、ダム内立入禁止の案内看板で知った。 農業用のダムではある…

ふきだし公園の池(北海道京極)

羊蹄山の麓にある名水百選のふきだし公園。「羊蹄のふきだし湧水」が流れ落ちる池は庭園のように整備されていて、散策が楽しめる。池は釣り禁止。 あいにくの天気で羊蹄山の眺望は得られなかったが、晴れている日には池ごしに蝦夷富士の秀峰が圧巻。 道の駅…

桂沢湖(北海道三笠)

かつらざわこ。桂沢ダム。 ダム建設時、アンモナイトなどの化石が多く見つかった縁からか、湖畔公園にはティラノサウルスの像が立っている。出土した化石類は海の生き物なのでティラノサウルスは関係ないはずであるが、どこかさびしげに二本足で立つ恐竜はダ…

水沢ダム(北海道美瑛)

丘陵の美しさで名高い美瑛。 美瑛らしいハイライトスポットが周辺にある農業用ダムが水沢ダムである。けっこう広い駐車場とトイレも整備されている。湖畔に立っていた看板によると許可は必要だがカヤックもできるようだ。 水質改善のため、冬期は水が抜かれ…

恵岱別ダム(北海道北竜)

えたいべつだむ。 暑寒別岳に発した水は恵岱別岳からの水と合流した恵岱別川となる。 農業用のロックフィルダムであるが、取水塔を取り巻くらせん階段と骨格のレッドがかっこいい。しかしながらダムまわりはほとんどが立入禁止。 ダムより上流は大岩魚を求め…

富里湖(北海道北見)

とみさとこ。富里ダム。 レジャー用途に広く開放されたダム湖100選の水辺。 左岸側のなだらかな岸辺にキャンプ場があり、開放的な雰囲気が魅力。北海道の農業用ダムは9月以降、水が抜かれるところが多いが、さすがダム湖100選に選ばれている水辺ということも…

活込ダム(北海道足寄)

かっこみだむ。 電源開発が管理する発電用ダム。地元警察署と連名で、湖内立入禁止の看板が立てられている。 周囲7kmという大きなダム湖であり、北岸に沿って国道が通るが、ダム湖の眺望はほとんどない。道の駅が隣接するが、やはり湖は見えない。 堰体への…

仙美里ダム(北海道足寄)

せんびりだむ。 電源開発が管理し仙美里ダムと名付けられているが、堤高が低いためダム便覧には記載されていない。 下足寄湖と名付けられたダム湖は、あちこちに湖底から突き出た木や島があって変化に富む。一方、水深はかなり浅く、貯水池としての機能はか…

えにわ湖(北海道恵庭)

えにわこ。漁川ダム(いざりがわだむ)。 国が管理するロックフィルダムが作る人造湖。かつては抱えるほどの大型ニジマスが入れ食い・・そんな夢のような時代は地元釣具店が語ってくれるだろう。 札幌都市圏から近いという利便性もあり、釣り人の増加で魚は…

オコタンペ湖(北海道千歳)

三大秘湖でアメマス釣りも。 北海道三大秘湖のひとつに数えられるオコタンペ湖。 恵那岳をはさんで支笏湖のちょうど反対側の300mほど高い山中に位置し、その水は滝とオコタンペ川を経て支笏湖に流れ出す。 アメマスが生息することからフローターなどで釣りを…

支笏湖(北海道千歳)

しこつこ。 移流ヒメマスの元祖の天然湖。 八戸港から出る夜行フェリーは連休前ということもあって、かなり混んでいた。朝六時に北海道の苫小牧港に着岸したが、混雑のため下船できたのは二〇分ほどたってからだった。 出勤ラッシュ前の苫小牧市街地を抜け出…

ふくろう池(北海道東川)

忠別湖のインレット側の散策広場にある池。 散策広場には小公園と駐車場、トイレが整備されている。見晴らし台のような築山から、ふくろう池を垣間見ることもできる。 公園からのびる遊歩道を歩いて行くと、池を一周できるが、木々や藪に阻まれてほとんど眺…

忠別湖(北海道東神楽)

ちゅうべつこ。忠別ダム。 北海道の最高峰である大雪山の表玄関を守る門兵のように鎮座する忠別ダム。 湖周には二車線道路がめぐらされ、湖畔各所に駐車場が用意されている。なかでも親水広場の駐車場は壮大な忠別ブルーを満喫しようとする若者たちでけっこ…

旭沢溜池(北海道滝川)

堤高13mとのことで、微妙に日本のダムスペックを満たさない農業用貯水池。すぐ北にある江部乙溜池はほぼ同規模の池でありながら、「江部乙第1号ダム」としてしっかり「ダム便覧」掲載ダムとなっているだけに気の毒だ。 北海道の農業用ダムの多くは、9月にな…

中幌ダム(北海道留萌)

なかほろだむ。 三段+変形一段の雛壇(ひなだん)のような形状がおもしろいロックフィルダム。「ダム便覧」では「アースダム」となっているが。 ダムサイトに案内板や駐車場があるものの、残念ながらダムサイトの入口がゲート閉鎖されていた。北海道のダム…

湧別川ダム(北海道遠軽)

瀬戸瀬ダム。 2017年現在のところ高速道路の無料通行区間となっている旭川紋別自動車道の終点である遠軽瀬戸瀬インターのすぐ近くにある水力発電用ダム。「瀬戸瀬ダム」の愛称でも知られる。 ダム名にもなっている湧別川は降海型の大型ニジマスであるスチー…

糠平湖(北海道上士幌)

ぬかびらこ。糠平ダム。タウシュベツ川橋梁。 タウシュベツ川橋梁でいっきに人気スポットに。 毎年1月ごろからダム湖の水位が下がると姿を現すことから、幻の鉄道連続アーチ橋梁として知る人ぞ知る存在だったタウシュベツ川橋梁。現在は国道沿いに便利な展望…