水辺遍路

実踏・日本の湖沼 6,200湖

北海道

尾白利加ダム(北海道雨竜)

おしらりかだむ。暑寒湖。 難読の尾白利加(おしらりか)は川の名前。 4月下旬の通水式から6月の満水を経て9月上旬の断水式まで農業用水を供給。断水式後、水が抜かれる。 堰体天端上は1.5車線の舗装路となり、堰体サイドの設けられた長い余水吐の下側にはオ…

苫前ダム(北海道苫前)

とままえだむ。 ダム名にはならなかった川と土地の名が刻む12月9日の惨劇。 苫前ダムは三毛別川上流に1991年に竣工した重力式コンクリートダム。町名そのものが冠せられているが、立地的には苫前の町からは20km以上も離れている。 ダムは三毛別山を南に擁し…

滝里湖(北海道芦別)

たきさとこ。滝里ダム。 水辺レジャーを満喫できるアクセス性抜群のダム湖。 幹線国道が湖の北岸を走る。カヌー、釣りだけでなく水上オートバイまで湖面のレジャー利用が公認された、とてもオープンな国営の多目的ダムである。 国道沿いに設備の整ったオート…

当麻ダム(北海道旭川)

とうまだむ。 当麻べらを追いつづける熱き釣り師たち。 国営事業としてアースダムが建設され、一大穀倉地帯である旭川の農地を潤して半世紀。2015年から洪水吐まわりを中心とした改修工事が行われ、訪れたときも堰体の防災対策工事が行われていた。近年、北…

ペーパンダム(北海道旭川)

農業用のロックフィルダム。すべてカタカナのダム名がどことなくユニークな感じがして、行ってみたかった水辺である。ペーパンは川の名。 周囲3kmほどと北海道のダム湖としてはけっして大きくはないが、貯水池の周囲は、旭川市21世紀の森としてレジャー向け…

朱鞠内湖(北海道幌加内)

雨竜第一ダム。 圧巻。これぞ、ザ・日本最大の人造湖! 淡水人造湖として湛水面積では日本最大を誇る朱鞠内湖。地図を見ただけでも、その威容は伝わってくる。 これだけ巨大な人造湖ではあるが、主堰体は意外に小さい。北海道ならではの雄大な地形によるマジ…

野花南湖(北海道芦別)

のかなんこ。 北海道は湖沼の名がじつにおおらかというか、関東人の感覚からすれば大雑把というのは、この北の大地を訪れるたびに感じることである。 空知川本流を堰く発電用重力式コンクリートダムには野花南ダム(のかなんだむ)という名が与えられている…

ホロピリ湖(北海道沼田)

ホロピリ湖記念公園。沼田ダム。 ホロピリ湖という魅惑的な貯水池名のせいか、沼田ダムというダム名が地味に見えてしまう。日帰り温泉やキャンプ場などレジャー設備が充実した幌新ダムのすぐ上流側にある。 沼田ダムの堰体から上流側にさらに上っていくと湖…

東桜岡第二ダム(北海道旭川)

東桜岡第二貯水池。 かつての爆釣池も釣り禁止。 東桜岡第一ダムと横に並ぶ位置にある兄弟池だが、第一ダムと違って現行河川法のダムスペックは満たさない。 第一と同じく現在は立入禁止看板と赤い鉄ゲートが設けられているが、ここには「釣り禁止」の看板も…

東桜岡第一ダム(北海道旭川)

東桜岡第一貯水池。 古くから旭川の穀倉地帯を支えてきた農業用貯水池で、ダムスペックを満たす。 立入禁止の地味なアースダムだが、驚くことに大正時代の築造・竣工で100年以上も現役というのは、おそらくは北海道で最古のダムではないかと思う。 堰体下に…

清水沢ダム(北海道夕張)

炭鉱の閉鎖とともに、新しい役割で活躍するダム。 夕張といえば炭鉱の盛衰と、国内初かつ唯一の財政破綻した自治体として再建への奮闘が注目されている。 ここ清水沢ダムも、もとは炭鉱に電力を供給する企業所有の発電ダムだったが、炭鉱の閉鎖とともに国に…

シューパロ湖(北海道夕張)

夕張シューパロダム。 農業用貯水池が、全国2位の広さの巨大人造湖に変貌。 シューパロ湖はもともと農水省直轄の大夕張ダムによって形成された人造湖の名であったが、2015年に直下に新造された国交省直轄の夕張シューパロダムによって大夕張ダムは水没し、…

幌新ダム(北海道沼田)

ほろしんだむ。 秋の北海道の農業用ダムを見て、毎度、感心するのは、そのみごとな水の抜けっぷりである。毎秋に抜くだけあって、抜け慣れているというか、じつにきれいに抜ける。 底を見せた貯水池で目をひくのは、そそり立つ取水塔。これも北海道の農業用…

留萌ダム(北海道留萌)

るもいだむ。 平成21年に完成した新しいロックフィルダム。ダム湖名はチバベリ湖で、「われらの上手の水路」というアイヌ語の地名にちなむ。 留萌(るもい)という地名ももとは「ルルモッペ」というアイヌ語で、「海の水が静かに入ってくる川」という意。ア…

マサリベツの沼(仮称)(北海道留萌)

留萌市街地周辺の野池をひとつは見てみたいと思っていたところ、神居岩総合公園キャンプ場の北600mほどのところにアクセスしやすそうな池があった。キャンプ場駐車場から先の道は未舗装路になるが、下りながら進んで行くと沼が見えた。 駐車場、ミニアスレチ…

かなやま湖(北海道南富良野)

金山ダム。 ダム湖100選のかなやま湖は、北海道開発局が管理する多目的ダムである金山ダムによって生みだされた貯水池。 堰体右岸は垂直の崖岸であるが、ダム湖の中ほどまで来ると緩傾斜の広大な平地が広がっており、カラマツやラベンダーが湖水をバックに写…

大雪湖(北海道上川)

たいせつこ。大雪ダム。 北海道のヘソに立地する壮大な国営ダム。 何より大きな北海道のどまん中に、重しのようにでんと座る大雪山の広大な山塊に囲まれた立地に惹かれた。地図を見ているだけで、どうしても行ってみたいダム湖だった。 究極の立地にありなが…

本流ダム(北海道上川)

北海道筆頭の大河川、石狩川本流に設けられた発電用の取水堰。堤高15m以上という日本国内のダムスペックを満たしていないが、築造当初は「層雲峡本流ダム」や 「層雲峡ダム」という立派な観光地の名を冠していた。 層雲峡は道央屈指の観光地なだけに、堤高が…

青い池(北海道美瑛)

白金青い池。 十勝岳噴火への防災対応として平成元年に造られたコンクリート製の小堰堤に、いつしか貯まった酸性の水が立ち木を枯らせることになる。 そして2012年、地元の写真家が撮った一枚の写真がにアップル社製OS「マウンテンライオン」の壁紙(ウォー…

しろがねダム(北海道美瑛)

四季彩湖。 超新星のような観光スポットの脇でひっそり。 十勝岳を奥に控え、山筋をはさんだ隣にはSNSが生みだした超新星スポットの青い池をわずか900mという近さに従えた、しろがねダムこと四季彩湖。 青い池への駐車場待ち渋滞の何人が「しろがねダム」の…

チミケップ湖(北海道津別)

ヒメマスのふるさとは、オホーツクの秘湖。 「オホーツクの秘湖」と呼ばれ、エゾマツ、トドマツ、ミズナラの原生林に囲まれた周囲12kmの天然湖には、観光施設らしきものといえば無料の野営場とこだわりの小さなホテルが一軒あるだけ。 ホテルではカヌーも用…

日新ダム(北海道上富良野)

にっしんだむ。 農業用ダムであるが、農閑期に訪れたところ水抜きされていた。 取水設備は北海道でよく見られる取水塔ではなく斜樋によるものだったが、きれいに水は抜けている。底はグラウンドのように平らで、池底に到るまで管理用のスロープが設けられて…

びふかアイランドの三日月湖(北海道美深)

びふかアイランド。 天塩川の旧河道である三日月湖の両岸に、オートキャンプ場や日帰り温泉を配した豪華な道の駅が広がる。 浮き草とオープンウォーターがあいまじり、つややかな緑の岸をもつ沼は、釣りだけでなく、隣を流れる天塩川でカヤック体験まででき…

パンケ沼(北海道幌延)

台風から逃げるも、追い詰められて最果て。 2017年の北海道の旅では道北は予定に入っていなかった。それが北も北、夜通し走ってこんな極北までやって来たのは、ひとえに台風から逃げていたからである。 なるべく台風の予想進路を避け、逃げのびるうちに最果…

ペンケ沼(北海道幌延)

左下はパンケ沼で、奥に小さく見えるのがペンケ沼。 ペンケ沼はサロベツ原野に取り囲まれ、アプローチ方法が今ひとつ分からず空撮に頼ったものの、わずかな雨のあいまを縫って撮影したため、今回はこれが限界。 沼の特徴としては、隣のパンケ沼に準ずると思…

聖台ダム(北海道美瑛)

せいだいだむ。聖台貯水池、聖台ダム公園。 空が広すぎるダム湖100選の水辺。 じつに地味な農業用アースダムによって堰かれた貯水池ではあるものの、北海道全体で五つしかないダム湖100選の水辺である。 地図で見たときは、正直、なぜ? と思ったものだが、…

新区画ダム(北海道美瑛)

ダム湖100選の聖台ダムと仲良く並んでたたずむ農業用貯水池。 それにしても、そっけないダム名である。どの地図を見ても、現地の案内板にもこの名前。天塩川の数多くの河跡湖をめぐったときにも思ったことだが、いちいち名前を付けたりしない。しかし道外の…

鹿ノ子ダム(北海道置戸)

おとけ湖。かのこだむ。 鹿ノ子ダムで鹿に当たる。 オホーツク海に注ぐ河川ダムとしては唯一という国交省管理の多目的ダムということだが、さすが国管理ダムだけあってレジャー要素もしっかりとあわせもっている。 堰体の天端は公道となっており、ダム下の右…

定山湖(北海道札幌)

じょうざんこ。豊平峡ダム。 そびえる懸崖に目もくらむアーチの対照美。 都市部からクルマで一時間ほどで行ける手軽さで札幌市民にはお馴染みともいえる観光スポットであり紅葉名所。紅葉は9月後半からと全国でもっとも早く秋のたよりが聞こえる場所のひとつ…

長沼(北海道共和)

ニセコ連峰湖沼群のひとつ。神仙沼への遊歩道を15分ほど歩くと分岐があり、左に行くと神仙沼、右に行くと木道が終わりチセヌプリ、シャクナゲ岳方面への登山路となる。この道を15分ほど進むと、チセヌプリとシャクナゲ岳に囲まれた長沼が姿を現す。 町の案内…