水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2019-01-22から1日間の記事一覧

昭和ダム(和歌山県橋本)

ニュータウンの調整池と思われるが、昭和ダムという名と昭和池という名の二つがあった。 擂り鉢状のコンクリート完全護岸で周辺敷地より水面はかなり低く、池の中に堤もあり、二段の池になっていることなど、大雨時に雨水を貯留する治水機能が見てとれる。 …

内谷池(和歌山県紀の川)

紀の川流域野池群のひとつ。 ダムスペックを満たすか満たさないかという高さの堰体をもつ農業用ため池。堰体を斜めに上るアプローチ路はチェーンで封鎖されていた。 静岡県菊川に同名のダムスペックの農業用溜め池がある。そちらもアプローチ路はゲート封鎖…

中左近池(和歌山県岩出)

不思議な伝説の残る住持池の下段にあたる池だが、紀の川流域野池群の特徴でもある上池と下池でまったく異なる名を付ける事例がここにもあてはまる。 住持池は別名、住蛇池。ここの中左近池という名といい、伝説の匂う池だけに見てみたかったが、池の入口はゲ…

大正池と中池(兵庫県たつの)

新しい洪水吐が確認できる。その名のとおり大正時代に築造された溜め池。かちっとした土盛りの堰体がかっこいい。冬なのに満水。空から見ると、しっかり水を堰いているのがよく分かる。 全国的に大正池、昭和池という名は見られる池名である。数は減るが明治…