水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2018-06-06から1日間の記事一覧

斗ノ内大池(兵庫県淡路)

1万3千ある淡路北部(淡路市エリア)の野池群のひとつ。 堤の向こうに海が広がる爽快感のある池だが、池端に立つと濃厚な魚の匂いが潮風にまとわりついていた。 岸の一角には石造りの小さな小島に水神様が祀られ、地域の生活の中で大切にされてきた感じがす…

湯ノ花池(兵庫県淡路)

美湯松帆の里。 1万3千ある淡路北部(淡路市エリア)の野池群のひとつ。 小島に弁財天が祀られていることから釣り人や地元の人のあいだでは弁天池とも呼ばれているが、湯ノ花池という名が正式名のようだ。湯ノ花とはまた意外な気がするが、偶然なのか池裏の…

木曽上皿池(兵庫県淡路)

1万3千ある淡路北部(淡路市エリア)の野池群のひとつ。 通常は単に「皿池」と呼ぶが、改修記念碑に地名を付した「木曽上皿池」という名があったので、他の皿池との識別のため当稿では後者を正式名として掲載した。 池の上を高速道路の高架がまたいでいるの…

皿池大池(兵庫県淡路)

1万3千ある淡路北部(淡路市エリア)の野池群のひとつ。 池の名を二つかさねた変わった名である。二段の下側はふつうに「皿池」だが、上段のこちらは「皿池大池」。 二段といったが、さらに上にもうひとつ小さな池もある。ため池が密集しすぎてワケが分から…

田古大池(兵庫県淡路)

1万3千ある淡路北部(淡路市エリア)の野池群のひとつ。 地元のおじさんに池名を聞いた。「たこおいけ」と呼んでいるそうだ。 「おおいけ、でなく、おいけ、ですか?」 「ふん。大きい池と書くんやけど、おいけていうなあ」 釣りは禁止にしても、こんな池に…

皿池下(仮称)(兵庫県南あわじ)

わずかに残った水たまりに鯉の姿が。2500ある南あわじ野池群のひとつ。 南淡路で釣り公認の寺内皿池の下段に位置する。たまたま訪れたときに水抜きされていたので、寺内皿池の生息魚類を類推する材料になりそうに思ったが、外来魚やへらぶなの姿はなく、鯉が…

一の宮下池(兵庫県南あわじ)

いちのみやしたいけ。 2500ある南あわじ野池群のひとつ。三段の池で、上から一の宮上池、一の宮中池、一の宮下池。雰囲気よいがアプローチ路に難あり。民家の前の狭い道でたてつづけに現れた犬に吠えられた。 堤に沿って水路があるため他のアプローチ方法は…

渦古池(兵庫県南あわじ)

うずこいけ。 2500ある南あわじ野池群のひとつ。 500mに渡って直線的に細長い形状の池。名前もめずらしい。 形と名が変わっているとやはり興味がそそられる。 台地の溝を埋める湖面を想像していたが、いざ現地に立ってみるとそんな雰囲気ではなく、まったり…