水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2017-08-14から1日間の記事一覧

水殿ダム(長野県松本)

みどのだむ。 安曇ドームアーチ三連星の次男坊は、のっぺり顔。 上流側の奈川渡ダム、下流側の稲核ダムと合わせ、安曇三ダムとか梓川三ダムと呼ばれ、三つのアーチダムが重連している全国でも希有な場所である。 三つのダムは揚水式発電施設として東京電力が…

和佐保堆積場(岐阜県飛騨)

わさぼたいせきじょう。道の駅・宙ドーム神岡。神岡の水辺めぐり絵図 「堆積場」という名の特殊な池。 ニュートリノの観測で有名なカミオカンデがある神岡町は、歴史ある鉱山の町。 町を貫く国道沿いには道の駅があり、その背後の裏山の上に大きな池が広がっ…

赤尾ダム(富山県南砺)

関西電力の発電用設備。ダムというより5つのギロチンを並べたような取水堰の形態で、この鋼製ローラーゲートを上下させるための高い支柱の上に屋根つきの管理用通路がある。この場合、どこの高さをもって堰体高というのか判断が難しそうだが「ダム便覧」に…

祖山ダム(富山県南砺)

そやまだむ。 近代土木遺産の発電用ダム。「飛騨峡合掌ライン」こと国道156号が湖岸に寄り添うが、左岸側から橋を渡り右岸の丘陵を巻き上り、道の駅のある集落を通過すると再び巻き下ってから橋で左岸側に出るルートをとっている。 素直に左岸側で通そうと思…