水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2016-11-12から1日間の記事一覧

不思議な凹地(岩手県八幡平)

八幡平湖沼群のひとつ。百名山にも記されているように、八幡平は頂上がよく分からない。ただ漠としたトドマツ原野の拡がりとなっている。 クマザサに覆われて、まるで落とし穴のように穿たれた不思議な穴。底には水がたまっている。直径は2、3mほどだろう…

丸池(長野県志賀高原)

志賀高原の湖沼群のひとつで、国道をはさんで琵琶池と隣り合っている。 丸池はどちらかというとウィンターシーズンにおいての知名度の方が勝っているかもしれない。というのも池を抱く山が有名なゲレンデとなっている。 ただ新緑の爽快さや、紅葉期のダケカ…

琵琶池(長野県志賀高原)

手前の崖上にあるのが琵琶池(上部調整池)。崖の中腹にあるのが下池。地下トンネルの導水管で結ばれている。(水辺遍路謹製マップver.3.0) 火山由来の天然湖で大沼池と同期生だが、揚水式発電の上池としても使われている。 志賀高原の湖沼群では、大沼池に…

水無池(長野県志賀高原)

志賀高原の湖沼群のひとつ。 池は国道から少し離れているが、池の散策者用の未舗装駐車場と案内板が国道沿いに設けられている。 水無池という名前ながら、水はあった。遊歩道は下の写真のような雰囲気で、旭山の軽登山ルートへとつづいている。 駐車場と案内…

一沼(長野県志賀高原)

志賀高原の湖沼群のひとつ。 他の水辺はすべて名前に「池」がつくのに、なぜかこの一沼だけが唐突に「沼」。西隣は水無池だし、東側は丸池と琵琶池。 単に深さの違いというわけでもなさそうで、不思議である。 航空写真に切り替えると、一沼を確認できます。

大沼池(長野県志賀高原)

志賀高原の池では代表格。 志賀高原の湖沼群で最大の池であり、シンボルともいえる池。 周囲5.5km、20万年前の志賀山噴火による溶岩流が河川をせき止めて生まれた。現在は池尻に堰体のようなものも見られるが、利水されているのだろうか。 四十八沼湿原とを…

四十八池(長野県志賀高原)

高層湿原に穿たれた池塘群。山岳パートのハイライト。 志賀山と鉢山の火山活動によってできた盆地に水がたまり湖となるが、その後、湿性植物が堆積した湿原が発達し、湖は数十もの小さな池塘に分断され、現在のような姿に。山に囲まれた奇跡のような平地に象…

元池(長野県志賀高原)

地図で見ると四十八池の湿原から近く、比較的大きい池なので油断していたが、どうもそれらしき池が見あたらない。登山道を裏志賀山の方に引き返して、かろうじて垣間見えるポイントを見つけた。 近くの黒姫池と似ており、撮影したときは、いまひとつ元池なの…

黒姫池(長野県志賀高原)

志賀山頂から裏志賀山頂へと至る枝道の分岐を過ぎ、四十八池側の登山道入口の鳥居へと下っていく途中で、眼下に見える池。 ぱっと見たところは円形の池だが、じつは細いくびれを経て奥に広がりがあり、ひょうたん形になっている。

志賀の小池(長野県志賀高原)

志賀山頂から裏志賀山頂へと至る枝道の分岐を過ぎ、四十八池側の登山道入口の鳥居へと下っていく途中で、黒姫池が見える。 最初はこれが「志賀の小池」かと思ったが、どうやら違う。あとでいくら調べても分からなかったが、上の写真に写っている池の左手に不…

鬼の相撲場の池(長野県志賀高原)

志賀山頂から裏志賀山へと進む登山道の途中で眼下に見える池。 「鬼の相撲場」とは何とも魅力的な名前だが、確かに志賀山に棲む鬼たちが月夜の下に集まって相撲をとる光景が浮かぶようだ。 しかしこのネーミングはそういう意味ではなく、この池の形が相撲の…

お釜池(長野県志賀高原)

志賀山麓にある天然湖沼群のひとつ。志賀山頂へ至る登山道の途中で垣間見ることができる。 登山道は岩を這い上る場所もあり、ややハード。