水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2015-03-18から1日間の記事一覧

旧芝離宮恩賜庭園の池(東京都港)

汐入の池も現在は淡水化し鯉が泳ぐ。 海水を引き込み潮の干満を景観要素として加え、直線的な橋(堤)をもつ庭園構成は、中国の西湖をモデルにしたといわれている。この構造をもつ池は、すぐ近くの浜離宮恩賜庭園、和歌山にもあるが、芝離宮庭園の池は現在は…

養翠園・汐入の池(和歌山県和歌山)

ようすいえん、水軒公園。 潮の干満により水位が変化する庭園池。 養翠園は紀州藩によって造園された池泉回遊式の日本庭園。天神山と章魚頭姿山(たこずしやま)を借景とした構図はスケールが大きい。池は、御池とも大池とも呼ばれ、和歌山湾と通じ海水を引…

六義園(東京都文京)

藩主みずからが七年かけて掘った池。12月上旬は紅葉ライトアップも。 元は武州川越藩の江戸屋敷。和歌山をはじめとする古来の歌枕・名勝の地をモデルとし、理想の景観88ヶ所を庭園内の空間に再現するべく、藩主みずからが設計・作庭にたずさわった回遊式築山…